病児保育室も開設し地域の子どもの健康を支える

さとう小児科クリニック 病児保育室 横浜市港北区 日吉 小児科 アレルギー科

▲さとう小児科クリニック(横浜市港北区)

コロナ禍で通院をためらう人もいるそうですが。

乳幼児から小児はまだ免疫が完全ではなく、体力もあまりないため、受診のタイミングを逃すと重症化することもあります。クリニックはどこも、消毒や検温、換気や消毒など、感染予防対策にはコロナ禍以前からできる限りのことをしていますから、安心して受診してください。

加えて当院では、時間予約制や予防接種・乳幼児健診専用の診療も行っているほか、感染症専用の特診室を2部屋設けています。また、ネットで問診入力ができる「事前問診システム」を導入するなどの対策も行っています。

ご専門のアレルギー疾患は、近年増加しているのでしょうか。

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▲診察室。子どもの健康のことは何でも相談できます。(さとう小児科クリニック|横浜市港北区)

アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息など、すべてが増加傾向で、中には複数を発症する子もいます。中長期的な治療を医師と家庭が協力しながら行う必要があるので、そういう意味でも、先に述べたようにコロナ禍だからと言って通院や薬の服用を中断するのは危険です。

近年、スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎には、薬物治療のほか、舌下免疫療法を勧めています。そのほか、症状を軽減するための生活面でのアドバイスや、管理栄養士による食へのアドバイスなども行っています。

2021年5月から、病児保育室を開設されたそうですね。

多くの親御さんから切望され、数年前から計画していましたが、やっと形になりました。当院から徒歩1分の立地に、保育士と看護師の2人が常駐し、生後6カ月から小6までの病気のお子さんをお預かりできるようになりました。

お話

さとう小児科クリニック 病児保育室 横浜市港北区 日吉 小児科 アレルギー科

さとう小児科クリニック 院長 佐藤 雅彦 先生

北里大学医学部卒業。日本小児科学会認定小児科専門医。医学博士。北里大学小児科入局、同大学医学部小児科研究員、診療講師などを経て2007年より現職。

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