アートチャイルド SEDスクール
発達障害の背景の一つである「睡眠の不調」を改善する「眠育アドバイザー」をはじめ、専門職(言語聴覚士・作業療法士・保育士)が、様々な角度からサポートしてくれます。感覚の向上に繋がる教具の充実も特長の一つで、特にダイナミックに遊びながら療育に繋がる大型感覚遊具はこどもたちに大人気です。
2018年6月にオープンした「アートチャイルドSEDスクール横浜センター南」の高橋スクール長にお話を伺いました。とにかく知識が豊富で安心して相談ができる方です。
———児童発達支援事業所も幼保無償化の対象になるんでしょうか?
はい、対象です。横浜市では、令和元年10月1日利用分から利用者負担が無償化されます。
誕生日が平成25年4月2日から平成28年4月1日のお子様が対象で、令和元年10月1日から令和2年3月31日まで無償化対象期間となります。
専用ダイヤルも設置されてますので詳しくはお問合せください。
無償化専用ダイヤル TEL045-840-6064
受付時間:8:00~20:00(土・日・祝含む) ※12月28日から1月3日は除く
———検診時に特に発達の遅れを指摘されなくても、不安な点がある場合には直接相談に伺ってもよいのでしょうか?また、どのような手続きが必要ですか?
はい、直接お越しいただいて結構です。体験後のお手続きの流れなどもご説明させて頂きますので、お気軽にご相談ください。
通常は、お住いの区役所に発達の相談をしたいという連絡を入れ、アポイントを取って頂き、心理士さんと面談等を行います。そこで療育が必要となった場合は、療育センターの受診予約と共に、当事業所の利用も可能となります。
ただ、療育センターは半年待ち等の状況により、当事業所の利用が先に開始されるケースもあるんですよ。
———一人一人、苦手な部分が異なると思いますが、どのように対処されているのですか?
まずは、しっかり聞き取りを行います。
ご相談時に、どのような場面でどのようにお困りかをお聞きし、あらゆるデータ(検査結果や養育記録等)を精査します。体験でのお子さまの様子も鑑み、専門職の職員が全員でカンファレンスを行い、時にはドクターやアドバイザーも交えTV会議などで相談もしています。毎回レッスン前に時間をかけて個別にプログラムの準備をし、一人一人の特性に合った教材を手作りしたり…。
まさしく『オーダーメイドの療育』であることがSEDスクールの特長だと思います。
▲専門的な教具をはじめ、沢山の知育グッズや玩具が。自宅での遊びに困らないよう100均グッズでつくるおもちゃのアイディアも伝授してくれます。
▲取材時に準備されていたプログラム。椅子に座って説明を聞く⇒体をバランス良く動かしながらコースを回り⇒先生に指示されたカードを探し出す。夢中で遊んでいるうちに自然と感覚を鍛えます。
———現在は未就学時のための施設ですが、小学生が通える放課後等デイサービスなどは検討されていますか?
はい、検討中です。特に年長さんは就学を目指しているので、教育相談センターとの連携や、就学先の小学校の情報共有などの面談もしっかり行っています。9歳や10歳の「壁」と言われる成長過程での指標があり、そのあたりまで、SEDスクールで療育の提供が出来たらと検討しております。
———最後に、悩んでいるお母さまに一言お願いします。
まずはお電話で構いません。お気軽にご連絡いただけたらと思います。質問でも、体験・見学の申込みでも、療育センターへ行くべきかの相談でも、何でも結構ですよ。悩みと思っていた事が、電話だけも見通しがついたり、方向性が定まったりします。
また、他の事業所も時間の許す限り体験して下さい。比べる事で、保護者の方の気持ちも整理され、お子様は自ら楽しく通えるスクールを探し当てる事に繋がるからです。
「横浜センター南」の職員一同、お待ちしております。
▲それぞれの専門知識を駆使して、一人一人の子どもに適したプログラムを考案します。
今回の取材させていただいたアートチャイルドケア SEDスクールの「横浜センター南」へのお問合せは045-507-6451まで。
※市町村により手続き方法が異なりますので川崎市の方は「武蔵新城スクール」へご相談ください。