一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所は、8月8日の「アンコンシャスバイアスに気づこう!の日」にあわせて、小学生を対象とした無料イベント「ハットニャール博士の研究所 in 東京国際フォーラム ~アンコンシャスバイアスに気づく“6つのとびら”~」を初開催します。
2024年8月8日(木)に開催するイベントでは、「子どもたちの未来の可能性が広がるきっかけになること」を願い、6つの企業・団体が、アンコンシャスバイアスに気づく“6つのとびら”を提供します。「ハッ!」となる体験の数々がきっかけとなり、「どうせ私には無理だ」といった自分に対する思い込みに気づき、「私にもできるかもしれない!」と思えるようになったり、「相手の立場で考えてみよう」という心が育まれる等、ものの見方が変わることをめざします。また、「夏休みの自由研究」のテーマとして、探究を深める等も期待されるイベントです。
-アンコンシャスバイアスに気づく6つのとびら-
【日程】2024年8月8日(木)
※2部制で開催(午前の部9:20~12:40/午後の部13:40~17:00)
【会場】東京国際フォーラム ガラス棟 7階受付
(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5−1)
【対象】小学生300名(つきそいの保護者・引率者の入場可)
【費用】参加費無料(※HPより要予約)
【主催】一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所、大丸有SDGs ACT5実行委員会
【後援】UN Women(国連女性機関)日本事務所、内閣府男女共同参画局、
文部科学省、東京都、毎日小学生新聞
6つのとびらの概要
子どもたちは、「3つのとびら」に参加いただきます。
どのとびらになるのかは当日の「くじ」によるお楽しみ!
…味覚のひみつを通してハッとなる体験を提供
◇桃太郎のとびら 【山﨑博司氏・小畑茜氏(株式会社博報堂)】
…物語を通してハッとなる体験を提供
◇かるたのとびら 【パナソニック インダストリー株式会社】
…アンコンかるたによりハッとなる体験を提供
◇性別のとびら 【株式会社ポーラ】
…性別をテーマにハッとなる体験を提供
◇おかしのとびら 【森永製菓株式会社】
…お菓子をテーマに、ハッとなる体験を提供
◇???のとびら 【大丸有SDGs ACT5 実行委員会】
…とあることを通して、ハッとなる体験を提供
【主催団体の紹介】
■一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所
がんに対するアンコンシャスバイアスをテーマとしたワークショップがきっかけとなり、2018年8月8日に設立。アンコンシャスバイアスに気づくことで、可能性が広がり、一人ひとりがイキイキする社会をめざして、セミナー、講師養成、調査、監修等を実施。これまでに10万人をこえる方々へ「アンコンシャスバイアスに気づこうとすることの大切さ」をお伝えしています。2021年からは、小・中学校での出張授業をスタート。
2022年には、共同研究「がんと仕事に関する意識調査報告書」を発表(※1)。
毎年8月8日は「アンコンシャスバイアスに気づこう!の日」を記念日制定(※2)。
【公式サイト】一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所
■「アンコンシャスバイアス」とは?
私たちは、何かを見たり、聞いたりしたときに、「無意識に“こうだ”と思い込むこと」があります。これを、アンコンシャスバイアス(unconscious bias)といいます。日本語では、「無意識の思い込み」等とも表現されています。アンコンシャスバイアスは、「相手」に対するものもあれば、「モノ」に対してや、「自分自身」に対するものもあり、誰にでもありうるものです。アンコンシャスバイアスに気づくことにより、相手に対するものの見方がかわったり、他の選択肢を考えてみようと思えたり、新たなアイデアがうまれたり、一歩踏み出す勇気がもてる等、様々な変化が期待される概念です。
■ハットニャール博士の研究所
世界中の“ハッとなる”ものを集めて研究しているハットニャール博士が設立した研究所では、みんなが「ハッ!」となって、そのあとハッハッと笑えたり、パチパチパチと拍手したくなるようなテーマを探して研究しています。
この研究所を訪れると、自らの「無意識の思い込み=アンコンシャスバイアス」に気づき、ものの見方がかわることで、みんなの可能性が無限大に広がっていきます。