幼少期からやっておきたい!子どもがぐんぐん伸びる親の働きかけ5選

子どもの心の発達にも深い関わりがある脳科学。子育てに迷ったときに親が取るべき行動のヒントも隠されていました!脳科学の瀧先生流の子育てのアドバイスもお聞きしました。

子どもは「真似」が大得意!まずは親が楽しもう

子どもの興味・関心は、模倣するところから芽生えます。習い事の練習や読書など、身につけて欲しい習慣は、まず親が楽しんで取り組む姿を見せるようにしましょう。行動だけでなく、気持ちも模倣するため、親が好きなことの方が子どもも熱中しやすいはずです。
何を習わせようか悩んだときは、ぜひお父さんやお母さんの趣味を一緒に始めてみてください。親子で同じ趣味を持つことは共通の話題を増やし、親が夢中になる姿を間近で見せる機会も増えるため、一石二鳥ですよ。

脳の発達と子どもの能力 横浜市青葉区 ビタミンママ自己肯定感を高めるポジティブな声がけを

子どもの場合、自分がどう評価されたかという記憶と、そのときどう感じたかという感情で自己イメージができあがっていくとされています。そのため自己肯定感を高めるには「すごいね!」「よく頑張ったね!」などの、ポジティブな声がけをすることがとても大切です。
しかし、時には叱る必要も出てきますよね。ある調査では、叱られてもたくさんほめられた経験があれば、自己肯定感は育つという結果が出ています。叱った分、しっかりほめることを心がけましょう。

脳の発達と子どもの能力 横浜市青葉区 ビタミンママほめるときは「結果」ではなく「努力」を

結果ではなくそこに行き着くまでの過程が大切であると伝えることで、自己肯定感を高めることにもつながります。
失敗しても努力をほめられた子どもは、結果をほめられた子どもより逆境に強く、自己肯定感も高くなることを示す研究結果もあるほどです。
とはいえ、結果を求めてしまうのが親の性。そんなときに私が実践しているのが、子どもと同じことを経験してみるということです。
一緒に習い事の練習や受験勉強に取り組んでみると、大人でも大変なことを小さな子どもが頑張っているのだということを実感できます。子どもとの接し方も変わってきますよ。

脳の発達と子どもの能力 横浜市青葉区 ビタミンママ何ごとも失敗体験で終わらせない

子どもが習い事を嫌がり、別のことを始める場合、習い事をやめることを失敗体験にしないことが大切。
「ここまで頑張って通えてえらかったね」といった声がけなら、努力をほめるきっかけにもなります。
また、習い事を途中でやめることになっても、一度経験したことで脳には回路が出来上がっています。
ですから、大人になって、今度は趣味として再開するきっかけになるなど、子どもの人生をより豊かにしてくれる糧になるかもしれません。

脳の発達と子どもの能力 横浜市青葉区 ビタミンママルールを守ることで自制心を育もう!

がまんができる子どもは学力も高く、人間関係が良好だという調査結果もあり、「高度な知的機能」を司る前頭前野に良い刺激を与えてくれるといわれています。
近年のゲームや動画などのデジタルコンテンツは、子どもの興味の幅を広げてくれる反面、依存度が高いという側面も。使用時間を決めるなど、親子で納得できるルールを設けることで自制心を育みながら、上手に活用しましょう。

 

脳の発達と子どもの能力 横浜市青葉区 ビタミンママ
実は、子どもの自己肯定感を高める簡単な方法は「親が失敗している姿を見せること」です。
本来、完璧な人間などいないのに、親の完璧な面ばかり見せようとするとかえって子どもにプレッシャーを与えることになりかねません。完璧な親を目指したり、子どもに期待しすぎたりすることは、親子ともに息が詰まってしまいますよね。
「子育ては自分育て」です。親子で一緒にワクワクすることで、子どもの脳はぐんぐん育っていきますよ。

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