「たすけてブーブー」プロジェクトチームは、こどもの車中置き去りを防止するため、クラクションを鳴らして助けを求めるアクション「#たすけてブーブー」を啓発するプロジェクトを開始。
プロジェクトの一環として、車中に置き去りにされたこどもが車外に助けを呼ぶ方法をこどもたちが学べる絵本『ぶたすけのラッパ』をポプラ社とともに刊行しました。絵本は、「パンどろぼう」シリーズや「パンダのおさじ」シリーズなどで子供たちに絶大な人気を誇る、絵本作家・柴田ケイコさんが手がけています。
『ぶたすけのラッパ』(作:やまざきひろし 絵:柴田ケイコ ポプラ社)表紙
絵本作家・柴田ケイコさんらが手がける絵本『ぶたすけのラッパ』
こどもたちへのクラクション認知を高めるため、このお話はうまれました。 「パンどろぼう」シリーズ(KADOKAWA)でおなじみの人気絵本作家・柴田ケイコさんが描く可愛らしいキャラクターと一緒に、車の中に閉じ込められた時にクラクションを鳴らして助けを求める方法を、楽しく覚えられる内容となっています。こどもたちが家族や先生と一緒にこの絵本を読んで、悲しい事故が一つでもなくなることを願っています。
『ぶたすけのラッパ』(作:やまざきひろし 絵:柴田ケイコ ポプラ社)中面
『ぶたすけのラッパ』(作:やまざきひろし 絵:柴田ケイコ ポプラ社)中面
絵本とセットでステッカーを配布
さらに「#たすけてブーブー」ステッカーを作成。一部の書店店頭などで配布予定です。クラクションや車内などに貼り付けることで、こどもたちが助けを求める方法を覚えるきっかけ作りにしていただくことができます。ステッカーは公式サイト からもダウンロード可能で、「#たすけてブーブー」を広めるためにも活用することができます。
「#たすけてブーブー」ステッカー
「#たすけてブーブー」楽曲動画も配信中
絵本の刊行に合わせて、各種SNS においてプロジェクト公式アカウントからは、ぶたすけと一緒に「#たすけてブーブー」を練習できる楽曲動画も配信。キャッチーな曲と動きでクラクションの鳴らし方を覚えることができる動画となっています。
楽曲動画リンク:「#たすけてブーブー」
絵本『ぶたすけのラッパ』概要
■作:やまざきひろし 絵:柴田ケイコ 定価:1,300円(税抜)ポプラ社
■2025年6月4日発売
<あらすじ>
ぶたすけは森のほいくえんに通う、ぶたの男の子。あたまのラッパから「ブー!」と元気な音がでます。おえかきのじかんに「ブー!」、きゅうしょくのじかんに「ブー!」、そしておひるね中にも「ブー!」。保育園の先生に「ぶたすけくんのラッパはくるまのクラクションみたいで、みんなびっくりしちゃうわ」と言われても、おかまいなしです。ある日、ぶたすけがかくれんぼをしていると、ほいくえんバスのドアがあいているのに気づきました。「しめしめ」と、バスの中に隠れると、ドアを閉められて出られなくなってしまい ……。
■作者プロフィール
やまざきひろし
1983年、岐阜県生まれ。広告会社にて、クリエイティブディレクター/コピーライターとしてTVCMなどを手がける。主な絵本作品に、「答えのない道徳の問題 どう解く?」シリーズ(ポプラ社)、「みんなで!どう解く?」(マクドナルドハッピーセット)などがある。
柴田ケイコ
高知県生まれ、在住。2016年に『めがねこ』(手紙社)で絵本作家デビュー。絵本作品に「しろくま」シリーズ(PHP研究所)、「パンどろぼう」シリーズ(KADOKAWA)、『くまたのびっくりだいさくせん』(白泉社)、『うちのピーマン』(川之上英子・健 文/アリス館)、「○○ません。」シリーズ(大塚健太 作/パイインターナショナル)、「パンダのおさじ」シリーズ(ポプラ社)などがある。