家族キャンプのススメ。 非日常での質の高い体験が感性を高め、 社会で活躍できる力を育てる

大自然の中で建てたテントに寝泊まりしたり、おいしい空気もスパイスに外で食事をしたり。
山や川で思いっきり遊び、満点の星空を観察し、昆虫や野生動物に出会う。
日常とは違う体験ができるキャンプには、子どもの非認知能力を伸ばす要素が詰まっています。
青少年の自然体験活動に詳しい国学院大学の青木康太朗先生に「デキる子どもを育てるキャンプ」についてお話を伺いました。

青木准教授 キャンプ ビタミンママ

家族キャンプの魅力とは

家族キャンプの最大の魅力は、家族で同じ時間を共有できる点にあります。戦後間もないころの日本では、家族全員が協力して生活していました。子どもが火を起こしてかまどでごはんを炊いたり、お母さんが家事をしている間に上の子が下の子の面倒を見たり。
今は家電が進化して、ワンオペで家事ができる時代です。共働き家庭では仕事から帰ってきて、限られた時間の中で夕食を作り、お風呂をわかして、という中で、子どもが「野菜を切りたい」「それ作ってみたい」と言ったとしても時間がかかってしまうので、お母さんの手間が増えるだけと考えてしまいがちではないでしょうか。

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キャンプでは、テントを設営して、食事の支度をし、近場の温泉にでも入って、あとは寝る、というように、やることはある程度限られています。時間にゆとりがあり、家族みんなで一緒に楽しむ時間や、子どもに手伝ってもらう環境を整えやすい。キャンプという不便な環境だからこそ、日常には存在しない時間を共有できます。

青木准教授 キャンプ ビタミンママ

さらに、そうしたさまざまなシチュエーションで、親子のコミュニケーションをたくさん取ることで、子どもの充実感を満たしてあげることもできます。それは、子どもの感性や豊かな心、人間性を育むうえでとても大事なこと。ご両親にはぜひ、時間と心にゆとりをもって、子どもと向き合いながらキャンプを楽しんでほしいです。

お話をいただいたのは

國學院大學 人間開発学部子ども支援学科 准教授
青木康太朗(あおきこうたろう)先生

青木先生のお話全文は、「非認知能力を高めるキャンプの本」をご覧ください。

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