子どもの成長のためには、「遊び」が大事なアクティビティだといわれています。その遊びが、空や緑の下で、太陽に照らされながら、元気に体を動かすものであったら、なおいいですね。
何をして遊んだらいいのか、どこに行こうか…と悩むそんなママ・パパのために、ちょっとしたおでかけにもなる、オススメの公園スポットをご紹介します。
子どもを信じてやらせてみよう!
「実は、今が一番遊具が少ない時期なんです」。開口一番そう教えてくれたのは、「子ども夢パーク」のスタッフ、藤さん。
ここは、自由な発想で、遊び、挑戦し、使いながらつくり続けていく子どものための遊び場。日によって、遊びに来た子どもたち自身が遊具をつくったり、壊したり、新たな遊び方を発明したりして、毎日違う姿に変化するのだとか。冬のこの時期は遊具が少ないけれど、温かくなると、毎日いろいろな遊具が出現しては消えていくのだそう。そのための道具や資材も置かれていて、子どもたちは思いついたら手を動かし、みんなで相談して、どうやって遊ぼうか考えます。
「ここには常時見守りのスタッフはいますが、遊び方を教えるのではなく、遊ぶ子どもたちに寄り添うだけです」と藤さんは言います。「危ないからやってはダメ、ルールだから禁止」と、何かする前から子どもを縛るのではなく、何が危険で、どう遊べばみんな安全で楽しいかを子どもが自ら考えて動けるよう、見守っています。
小さな危険はあえて残し、遊びながら学ぶ
もちろん、子どもに予測できない危険や、ケガをするような状況は毎日チェックして取り除きますが、日常で遭遇しうる小さな危険はあえて残し、その危険をどう回避するかも子どもたちは遊びの中から学びます。ここは、自分たちでルールをつくりながら、自由に遊び、判断力や社会性を養い、「生きる力」を身につけられる遊び場です。