からだに、いいことゆるっと漢方養生学 花粉アレルギー編

花粉のアレルギー症状軽減の決め手は「夜のケア」!

はじめまして。このコラムを担当させていただきます、漢方サント薬局の山浦卓と申します。

さて春の時期はスギに引き続きヒノキの花粉アレルギーで目や鼻を赤くしている方が多いですね。そこですぐに漢方薬を用いるのも一つの方法ですが、その前に生活習慣の確認をしておきましょう。

花粉症の方は日中のマスクの着用などはすっかり浸透しています。しかし油断ならないのが就寝時で、昼間よりも花粉症と関連のある「マスト細胞」の働きが活発になり、実は夜間の方が悪化するという報告もあるんです。

入浴後、粘膜が無防備になったり、床に落下した花粉を睡眠中に吸い込んだりして、起床時すでに症状が発現するのでモーニングアタックと呼ばれています。寝室の加湿や就寝中のマスク着用、床を拭き上げておくなどで、症状緩和や漢方薬の効果アップも期待できますよ。

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