専門性の高い医療技術で 動物たちの負担を極力軽減

院長 井上 英樹先生(たまプラーザどうぶつクリニック:神奈川県横浜市青葉区美しが丘)

たまプラーザどうぶつクリニック 院長 井上 英樹先生
1992年日本大学農獣医学部獣医学科卒業。東京大学農学部獣医学科内科学教室研究生を経て1994年、井本動物病院に勤務。2007年、井本動物病院の分院として誕生した「たまプラーザどうぶつ診療室」の院長に就任。2015年、現在の場所に移転し「たまプラーザどうぶつクリニック」を開院

 

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動物たちに負担の少ない診察に定評があり、定期的な健康診断を積極的に行うことで予防獣医療にも力を入れています。見晴らしの良いドックガーデン、トリミングサロン、ペットホテルを備え、大切なペットのトータルケアが可能です。
明るい待合室は開放的な雰囲気。入ってすぐにドッグガーデンの入口、真っ直ぐ進んだ奥扉が診察室につながっていて動線もバッチリ(たまプラーザどうぶつクリニック:神奈川県横浜市青葉区美しが丘)▲明るい待合室は開放的な雰囲気。入ってすぐにドッグガーデンの入口、真っ直ぐ進んだ奥扉が診察室につながっていて動線もバッチリ(たまプラーザどうぶつクリニック:神奈川県横浜市青葉区美しが丘)

幼少期の愛読書は『家庭の医学』?!ペットとの生活が獣医を志すきっかけに

――獣医師を目指したきっかけを教えてください

井上先生 小学校低学年の頃にお年玉を貯めて『家庭の医学』を購入するほど、小さい頃から医療に興味を持っていました。血液や臓器、体の仕組みなどを知るのが大好きで、理科の解剖の授業でも、周りが怖がっているなか、一人興味津々で取り組むような子供でした(笑)。

そんな幼少期からの興味もあって、漠然と医療の道に進むことへの憧れを持ち続けていました。獣医師を目指す大きなきっかけとなったのは高校生のときに我が家にやってきたヨークシャーテリアの存在です。

医学への興味と動物好きが高じて、日本大学農獣医学部獣医学科への入学を決めました。卒業後はより高い水準の知識を身につけるため、東京大学農学部獣医学科の内科学研究生として学び、1994年に当院の本院でもある井本動物病院に勤務し、現在に至ります。

動物より少し目線を高めにし、指先の力加減で動物を意のままに操る井上先生の診察は、飼い主も驚くほど(たまプラーザどうぶつクリニック:神奈川県横浜市青葉区美しが丘)▲動物より少し目線を高めにし、指先の力加減で動物を意のままに操る井上先生の診察は、飼い主も驚くほど(たまプラーザどうぶつクリニック:神奈川県横浜市青葉区美しが丘)

――クリニックの特徴や働いていらっしゃる獣医師の先生方についてお聞かせください

井上先生 当院には、私を含め4名の獣医師が在籍しています。動物病院の場合、街の動物病院を1次診療施設、大学病院など専門的な診察が可能な施設を2次診療施設と呼びますが、勤務する全員が2次診療施設を経験し、内科、眼科、外科などそれぞれに専門分野を持ち診察を行っています。

このように、当院は経験を積んだ獣医師のみが診察にあたり、いわば「1.5次診療」ができるクリニックを目指しています。そこに少しずつ近づいていると自負しています。より精密な検査や処置が必要な場合は、速やかに適切な2次診療施設をご紹介します。

――どのような症状での来院が多いですか?

井上先生 セカンドオピニオンとして診察させて頂く機会が増えたのが内分泌疾患です。加齢とともに増える猫の甲状腺機能亢進症、中高齢から増え始める犬の副腎皮質機能亢進症や甲状腺機能低下症、若年齢からみられる犬の副腎皮質機能低下症など、ホルモンが関係している内分泌系の疾患が増えています。

診断にはホルモン値の測定が必須ですが、外部に依頼すると数日かかってしまうため、当院ではホルモン値測定器を備えています。10分ほどで結果がわかり、すぐに治療を開始する事ができるので、飼い主の方に安心して頂けます。

院長 井上 英樹先生(たまプラーザどうぶつクリニック:神奈川県横浜市青葉区美しが丘)
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