【座談会2019】何事にもチャレンジ! 自ら考えて行動できる女性に

メンバー

金子 朝子 校長

  • Mさん

    中2に長女が在籍

  • Kさん

    中3に長女、中1に次女が在籍

  • Eさん

    高2に次女が在籍、長女も卒業生

ここが魅力③
「感話」で磨く国語力
琴や茶道で和の心も大切に

Kさん
グローバル教育とともに、国語力や日本文化も重視している学校の方針がとてもいいな、と感じました。「緑陰亭」という和室や「光葉庵」というお茶室があり、音楽の授業でお琴を習ったり、茶道の授業もあります。

金子校長
国語力はすべての基本ですから、終礼時に「感話」という3分間スピーチを行っています。感じたこと、その日にあったこと、テーマは何でもいいので、人前で話す機会をたくさん設けています。日本人として最も重要な日本語と日本文化をしっかりと身に付けた上でのグローバル教育が何より大切だと考えています。

Eさん
「感話」は原稿用紙1枚半くらいにまとめた内容を、原稿を見ずにみんなの前で発表します。OGの方などの講演を聞いて感想を書く機会もたくさんあります。うちの娘は、自分の言いたいことを整理して人前で話すことができるようになった、と言っています。

「感話」や「私の研究」の発表など、自分の考えをまとめて人前で話す機会がたくさんあります(昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校:東京都世田谷区太子堂)
▲「感話」や「私の研究」の発表など、自分の考えをまとめて人前で話す機会がたくさんあります(昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校:東京都世田谷区太子堂)

Kさん
行事ごと、休みごとに読書感想文や作文をたくさん書いていますね。うちの娘も最初の頃に比べたら、ずいぶん早く作文を書けるようになった、と話しています。

Mさん
読書感想文を綴る「読書ノート」もあり、書く力が鍛えられています。

金子校長
「読書ノート」は大学入試の小論文対策としても、いい訓練になっていると思います。

ここが魅力④
国内外での宿泊行事が楽しい!
縦割り「朋友班」で先輩後輩も仲良しに

Mさん
海外研修の多さも特徴です。「グローバル留学コース」は中1から「アジアディスカバリー」といって、シンガポール・マレーシアに研修旅行に行きます。現地の学生と交流したり、民族衣装を着せてもらったり、お料理を手で食べたり…。つたない英語でもなんとかコミュニケーションを図れたことが嬉しかったようです。

「LABO活動」でタイの山間民族を訪ねる生徒たちもいます。単なる観光旅行ではなく、現地の文化に触れ、自分の考えを深める貴重な体験がたくさんできます。

Kさん
海浜学寮や林間学寮での宿泊研修でも、貴重な体験が盛りだくさんですよね! お茶摘み体験で過去最高の収穫量を記録した、と当時中1の娘が嬉しそうに報告してくれました。摘んだお茶の成分や色素を調べるなど、体験を学びにつなげる工夫もすごいと思います。小学生の頃は宿泊行事が大嫌いだった娘が、全く嫌がらなくなりました。たくましくなったな、と思います。

自然豊かな千葉県館山市と神奈川県足柄郡に研修施設があります。「海浜学寮」や「林間学寮」で共同生活を通して協調性を身に付けます(昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校:東京都世田谷区太子堂)
▲自然豊かな千葉県館山市と神奈川県足柄郡に研修施設があります。「海浜学寮」や「林間学寮」で共同生活を通して協調性を身に付けます(昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校:東京都世田谷区太子堂)

Eさん
「朋友班活動」はこの学校ならではだと思います。中1から高3まで縦割りで、一緒にお掃除をしたり、レクリエーションで交流を深めたり。先輩に相談できる環境が自然とできあがるのがいいですよね。1年ごとにメンバーが変わるので、いろいろな生徒さんと顔見知りにもなれます。次女は「先輩!」と慕ってくれる後輩ができて、「妹みたいで嬉しい」と言っています。

金子校長
朋友班活動は、「ハウス」と呼ばれるイギリスの寮の仕組みをベースにした本校の伝統のひとつです。全校生徒を36の班に分けて、毎日、授業が終わったら上級生から下級生までが集う班ごとに校内を清掃します。ハタキやタケボウキを持ったことがない生徒もいて、先輩が優しく指導しています。


▲「朋友班活動」校内の清掃をしたりレクリエーションで交流(昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校:東京都世田谷区太子堂)

ここが魅力⑤
体育会系も教養系も
自分のペースで選べる部活動

Mさん
部活動は、ダンス部に所属しています。部員が100人以上いる人気のクラブです。先輩が振り付けをしたダンスを代々引き継いでいて、ジャンルはさまざまです。家でも、難しい動きや笑顔を鏡の前で練習しています。昭和女子大学に通う卒業生がコーチとして指導に来てくださることもあるみたいです。

Kさん
長女は最初は手芸部に、そのあと書道部に入りました。先輩の作品を見て「すごい!」と感動したり、刺激になっているようです。手芸部の時の先輩にSSの1期生になった生徒さんがいて、その先輩に話を聞いて自分もSSに進みたいと思ったそうなんです。学習や進路についても相談できるつながりがあるのはいいですよね。

Eさん
うちの娘は、学校で唯一の武道のクラブ、剣道部に所属しています。かっこいいイメージがあったのか、入学前から入ることを決めていました。強い先輩を見て憧れ、「私もあんなふうになりたい!」とずっと続けています。好きでやっているので、大変とは一言も言いません。審査が受けられるので、段を上げることも目標にがんばっています。

ビタミンママ中学受験情報号

中2で全員が参加する「ザ・ボストン・ミッション」。現地の学生との交流で英語力がアップし、美術館や歴史的名所を巡って感性を磨きます(昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校:東京都世田谷区太子堂)
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