在校生親子に聞きました。私の学校のここが好き!【聖ヨゼフ学園小学校】

国際バカロレアプログラムを導入し、世界的視野を持った教育を展開するカトリック系の伝統校、聖ヨゼフ学園小学校。在校生親子に、学校の魅力についてお話を聞きました。

メンバー

  • Nさん親子
    (6年)

「ごきげんよう」に象徴される
優しさ溢れる学園生活

保護者インタビュー

私は、子どもにとって学校が楽しいと思える場所であるということが一番だなと感じています。入学前に何度か学校を訪ねた際に、高学年と低学年が仲良く登下校していて、校庭では、先生も生徒も汗だくになって本気で遊んでいたり、高学年が低学年をおんぶして鬼ごっこをしていたり。また、校内ですれ違う誰もが笑顔で「ごきげんよう」と言ってくださる温かな雰囲気から、私自身もこの学校が好きだな、この学校に通わせたいなと思いました。

挨拶を交わすだけで、相手の心の状態が分かったり、話に繋がったり、仲良くなれたりする「ごきげんよう」という言葉には、聖ヨゼフ学園小学校が大切にしていることが凝縮されているように感じます。
子どもからはこの6年間、楽しいという言葉をたくさん聞くことができました。お友達といることが楽しいし、分からなかったことがわかるようになり、知らなかったことを知れるのが楽しい、クラスで一致団結して何かに取り組むことが楽しいなど、毎日たくさんの「楽しい」に溢れているようです。

あとは、先生とお話するのが楽しいというのもよく話していますね。なんとなくモチベーションが上がらない日も、先生と話すと笑顔になれると言っています。すごく些細な話も、うんうんって真剣に聞いてくださるので、「先生と話していると元気になるんだ」と。やはり、自分は「愛されている存在」だということを日々実感できる環境なんだろうと思います。6年間、この学校に通わせてもらえたこと、本当によかったと思っています。

友達との会話、先生との会話、そうした日々の交わりの中から自分や他者を知り、思い、一人ひとりがかけがえのない存在であることへの実感へと導きます。

先生も生徒も一致団結
全力で取り組む行事

保護者インタビュー

運動会、音楽会、クリスマスの集い・・・。行事はどれも盛り上がります。
中でも印象に残っているのは講堂で行われる音楽会です。6年生は2クラス合同での発表で迫力がありました。娘が担当したソプラノアコーディオンをはじめ、マリンバやバスマスターなど、小学生ではなかなか目にしないような本格的な楽器を演奏できるのも貴重な体験だと思います。

発表だけでなく、ステージに上がる立ち振る舞いですとか、楽器の扱い方、あとは目線や姿勢、指先まで一人一人がちゃんと意識できていました。朝錬も含め、何カ月も前からみんなで自主練に取り組んでいるようすを見てきたので、すごく成長を感じ、感動しました。

2023年度の6年生は「新世界 第四楽章」を演奏。お互いの音、心を聴き合い、6年間の成長を音楽で表現しました。

どの行事も 先生が本気になってサポートしてくださり、数ヶ月前からみんなの士気を高めて、それによって、乗り気じゃない子を1人も出さずに、クラスが一つになるように盛り立ててモチベーションを維持してくださるようで、本当にクラス全員で心を一つに頑張ろうっていう感じが見受けられます。

音楽会や運動会などは、苦手だなと思う子もいると思うのですが、そういった子に引け目を感じさせず、クラスみんなで毎回どうしたらもっと一つになれるかを議論し、よりよい方向に向かって本気で応援し合ったり、サポートし合ったり。その過程を見ているだけでもすごく胸が熱くなるというか…どんな行事も先生と生徒が団結して本気で望む姿勢が素晴らしいなと感じます。

優しくされ、自然と身に付く
上級生としてのふるまい

児童インタビュー

1年~6年まで、通学路が同じ方面の人たちの班があり、一緒に帰る他、校外安全について話し合ったり、ゲームをして親睦を深めたりする方面別授業もあります。例えば、先生が用意してくださった安全チェックシートという各自記入するシ-トがあるのですが、1年生の記入を高学年が手伝ったりもします。

ある時、私の班の路線のダイヤが大幅に乱れ、同じ方面の人たちで集まって、高学年がサポートして、それぞれおうちの方に連絡して、別ルートで一緒に帰ったこともありました。
こういうことがなくても、方面別授業があるおかげでみんな顔見知りになるので、低学年が同じ電車に乗っていたらちょっと話しかけたりなど、自分も低学年のときに上級生にしてもらったようにしています。

通学路が同じ方面の縦割りグループでお弁当を食べ、高学年が考えたゲームで親睦を深めます。ゲーム選びから説明まで、高学年の優しい計らいで、1年生も思い切り楽しめます。

1年間の探究の集大成
困難を乗り越え作り上げる「エキシビション」

児童インタビュー

6年間の探究授業の総まとめ「エキシビション」は、6年生が1年かけて作り上げた展示・発表を、他の学年やおうちの方々に見ていただく日です。私は6人のグループで「癒し」をテーマに取り組みました。1つの教室を3つの部屋に仕切って、リラックスができる呼吸法、自分でできるリラックスマッサージ、リラックスできる香りというそれぞれのテーマについて説明したり、実際に体験していただいたりするというものです。

先ずは、興味関心が近い人たちが集まって、「癒し」にしようって発表内容が決まったのですが、それからが大変。癒しとかリラックスをどう表現するのか、どうしたらお客様にリラックス感を味わってもらえるのか、細かいところまで何度も何度も話しあって決めていきました。メンバーそれぞれのイメージが違っていたり、気持ちがすれ違うこともあったけど、そのたびに「私たち6人がリラックスしていないとお客様もリラックスできないね」って話し合ってやり抜くことができました。
発表後のアンケートで、リラックスできたという回答が多数あって、「香りでこんなにリラックスできることを初めて知った」という声もいただけて嬉しかったです。

答えがないものに対して深く考察したり、自分なりの仮説を立て、他の人の意見を取り入れてまた新たな考えに至るといった深い学び「探究」。6年生が1年かけて準備を進め、発表する場「エキシビション」は、6年間の「探究」の学びの集大成です。

チームでやり遂げる
達成感を実感した6年間

児童インタビュー

私は行事全部が好きなんですが、1番好きなのはやっぱり6月に行われる運動会です。
なぜかというと、私、運動は好きなんですが、運動会の競技にある長縄跳びは苦手意識がありました。最初はあまりできなくて、みんなについてくのが大変だったのですが、みんながアドバイスしてくれたり、お互いにドンマイとか頑張れとか声を掛け合っている姿を見て、みんなの情熱が伝わってきて、自分も負けずに頑張ろうと一念発起。そこからだんだん苦手意識もなくなり、長縄跳びが大好きになりました。

競技は、クラスを2チームに分けて、それぞれのチームが5分間の間に飛べた回数を足して、その合計回数が多いクラスが勝ちなのですが、なんと私のクラスは合計で400回!練習を始めた頃には想像もできないほどの回数を飛ぶことができたんです。みんなのやる気や団結力がこの結果に繋がったんだと思います。

行事のたびにクラスの仲が深まるのが何よりうれしいです。行事だけでなく、小学校生活でチームで力を合わせてやり遂げる楽しさを実感したので、聖ヨゼフ学園中学校に上がったらバレーボール部に入って、チームプレーを楽しみたいと思っています。

2023年度の6年生は新種目である大縄跳び「跳戦」(ちょうせん)に挑みました。クラスで心を一つにし、熱い戦いを繰り広げました。


私立小学校 座談会 クチコミ ビタミンママ

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