新しい興味の扉を開く、子どもの自信を伸ばす教育が魅力の湘南学園小学校。
特長ある学びの中で「たいいく表現まつり」について紹介します。
心と体と頭がグングン育つ!
「たいいく表現まつり」の民舞
▲1年のエイサーは、事前学習として沖縄について学び、図工ではシーサー作りなども学びます(湘南学園小学校)
10月の「たいいく表現まつり」は、「表現」の部と「運動」の部からなる、同校三大イベントのひとつです。なかでも「表現」の部で行われる伝統演目「民舞」では、山形の花笠踊り(2年)や御神楽(5年)など、学年ごとに地方に伝わる舞にオリジナルの振りを加えたものを披露します。
「なかなか足並みがそろわず不安そうだった児童たちも、まつり当日には複雑な隊形移動を含め、見事な舞を見せてくれます」と話すのは体育科の久保優也先生。「昼休み返上で個人練習をしたり、自宅練習のために音源を共有したり。クラスメイトに迷惑をかけまいと真剣に練習に取り組む姿に成長を感じます」。
▲「民舞」の練習は夏休み明けから開始(湘南学園小学校)
また、児童同士で教え合う姿もよく見られ、クラスや学年の結束力も強くなるそう。「学年ごとに演目が決まっているので、下級生は上級生の踊りに憧れ、次年度への期待を膨らませます」。
民舞は総合学習とも深く結びついており、発祥地域や使用する花笠などの工芸品について学んだり、手作りしたりと、さまざまな学びの糧にもなっています。
▲3年生が取り組むのは宮城県の「はねこ」(湘南学園小学校)