【2026玉川学園小学部の保護者クチコミ】「遠くても通う価値がある」全人教育が育む、思いやりと自律心

玉川学園では、創立時から「全人教育」を理念に掲げ、ホンモノに触れる体験を大切にしています

「人生の最も苦しい いやな 辛い 損な場面を 真っ先に 微笑を以って担当せよ」——玉川学園の創立者・小原國芳が遺したこの言葉は、今も子どもたちの心に深く根付いています。

真・善・美・聖・健・富という6つの価値を調和的に育む「全人教育」の理念は、子どもたちをどう変えていくのでしょうか?
今回は、お二人の保護者に、学校選びの決め手から、わが子の成長を実感した等身大のエピソードまで、たっぷりと語っていただきました。

お話

玉川学園小学部の保護者クチコミ
左から)Fさん(小5JPクラスに次男)
Iさん(小4EPクラスに長男、小1EPクラスに次男)

ワンキャンパスでの異学年交流が育む思いやりの心

玉川学園のグラウンド

緑溢れる広大なワンキャンパスを舞台に、幼稚部から大学院までが集結。学年を超えた交流が豊かな感性を育みます(玉川学園小学部)

――玉川学園小学部を選ばれた決め手は何ですか?
Fさん:
創立者・小原國芳先生の教育理念に惹かれました。運動会での「君たちの競争相手は無限大の大空、確固不動の大地です」という言葉を、子どもたちが自然に理解し実践している姿に感動したんです。

実はわが家はお寺なのですが、同じ寺院関係の知人からも「遠くてもそれ以上の価値がある学校だよ」と勧められ、受験を決めました。

Iさん:
わが家は、自然豊かなワンキャンパスの環境に魅力を感じました。男の子2人で小さい頃から自然がすごく好きだったので、登校中に虫を見つけて目を輝かせる・・・そんなのびのびとした日常の中で学ばせたいと思ったんです。

――実際に入学されて、学園の魅力やお子さんの成長を感じたエピソードを教えてください。

Fさん:
次男がお寺の儀式のために坊主頭にしなければならなくなった時のことです。本人はやはり不安そうでしたが、担任の先生がクラスメイトにその背景をていねいに説明してくださり、みんなが驚くほど温かく受け入れてくれたんです。

息子にとって試練とも言える場面を、先生と仲間たちの優しさが、温かい思い出へと塗り替えてくれました。一回り逞しくなった息子の姿を見て、この学校を選んで本当によかったと思いました。

Iさん:
うちはEPクラスですが、入学時はアルファベットも知らない状態で、授業についていけるか不安でした。

ところが3学期にフォニックスが始まると、家でも英語の歌を口ずさみ始め、気づけば簡単な本まで読めるように。1、2学期に先生が工夫を凝らして下地を作ってくださった成果が一気に花開いたようで、その成長には本当に驚かされました。

Fさん:
縦のつながりも素晴らしいですよね。末っ子で、年下の子が苦手だった次男が、「学園展」の時に泣いている1年生に優しく寄り添い、準備していた折り紙を差し出す姿を目にしたんです。

いつの間にかこんなに成長していたんだと胸が熱くなりました。学校全体がひとつのファミリーのような温かさに包まれているからこそ、息子も自然とできるようになったんだと思います。

緑豊かな環境こそが生きた教科書。五感で触れる「ホンモノ」の体験

農作業での泥の感触も重みも、すべてが大切な生きた食育です(玉川学園小学部)

――玉川学園ならではの「ホンモノに触れる教育」については、どんな印象をお持ちですか。

Iさん:
家庭だけでは体験させてあげられないことを、学校が幅広く体験させてくださるのがありがたいです。2年生で農学部の先生や大学生に教わるお米づくりなど、専門の方から直接教わることで学びの深さが全く違います。

「丘めぐり」で見つけたバラの花のような松ぼっくりを大切に持ち帰り、『ヒマラヤスギの松ぼっくりでね・・・』と目を輝かせて教えてくれたことも。次はどんな話が聞けるかな?と楽しみにしています。

Fさん:
1年生から5年生まで続く大根の収穫も象徴的ですね。泥のついた大根を自慢げに持ち帰り、葉っぱまで大切にいただく。それが本人にとっては最高のご馳走であり、これが生きた食育なのだと実感します。

「自分も玉川の先生になりたい!」と言うほど先生が好き

先生は正解を教えるのではなく、子どもの「知りたい」「作りたい」に寄り添い、一緒に楽しみます(玉川学園小学部)

――先生方の関わりについて、印象に残っていることはありますか?

Iさん:
先生方は休み時間も一緒に遊んでくれるほど面倒見がいいんです。低学年のうちは先生がいつでもそばにいてくれる安心感があり、何より、「僕はできる!」という自信を上手に持たせてくださる。だからこそ自信を持って伸びていけるのだと感じます。

Fさん:
5年生の息子は算数の先生が大好きで、分からないと休み時間に自ら聞きに行きます。今では「自分も玉川の先生になりたい」と言うほど。野瀬小学部長も毎朝校門に立たれ、時には自ら掃除をされるなど、先生方が常に現場で寄り添ってくださる安心感があります。

自発的に行動する喜び。真の学びへと繋がる「労作」の精神

先生や仲間と一緒に取り組む「労作」を通して、働く喜びを学びます(玉川学園小学部)

――ご家庭での過ごし方や日常の習慣に変化はありましたか?

Iさん:
掃除や整理整頓を自ら進んで行うようになったのには驚いています。玉川学園には「労作」といって、自分たちが使う場所を自分たちで整える時間を大切にしているのですが、そこで褒められたことがよほど嬉しかったようで。

「きれいにすると気持ちいい」という感覚が、学校生活を通して自然と身についたんですね。朝の掃除のために自ら早起きして登校するなど、主体的に動く姿が見られます。

Fさん:
先生方が率先して掃き掃除をされているのを見て、子どもたちが「一緒にやる!」と自然に駆け寄る光景が日常なんです。おかげで自宅やお墓の草むしりも、今では率先して手伝ってくれるようになりました。

――都心からは少し距離がありますが、通学について苦労はありませんか?

Fさん:
港区から通っていますが、本人は全く問題ないようです。乃木坂や表参道といったちょっと遠いエリアから通うお友だちも意外と多く、電車内での会話も楽しい時間になっています。

Iさん:
通学について懸念される方もいるかもしれませんが、この環境、この先生方、そして学年を超えた絆・・・ここでしか得られない体験を考えれば、通う価値が十分にあります。入ってみて初めてわかる魅力をぜひ多くの方に知っていただきたいですね。

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