幼小受験に強いと評判なのが、子どもたちの伸びるチカラを育てる幼児教室『富士チャイルドアカデミー二子玉川教室』です。今回ビタミンママでは、生徒さんたちが実際に授業を受ける姿を取材。その様子をお届けします。
語彙力と対話力の向上を目指した実践的なレッスン
チップを使った算数問題。「一番多いのは何色?」「緑と赤はどっちが多い?」といった先生からの問いに数えながら答えます。具体物を使って数の概念を学んだ後、ペーパー問題に取り組み定着を図ります。
制作の時間。ひな祭りに向けて、おひなさまを折り紙で作ります。先生の説明を聞き、お手本をまねながら、同じように作っていきます。第二の脳と言われる指先をしっかり動かすことで巧緻性も養います。
教室に来たら、連絡帳に出席のシールを貼ります。「どこに貼るの?」の質問に「どこだと思う?」と自分で考えることを促します。正しい場所に貼れたら「よく分かりましたね、上手にできました」とニッコリ。
「うれしいひなまつり」の歌詞に出てくる桃の花、ぼんぼり、金のびょうぶなど、先生が絵を指さしながら歌うことで、語彙力の向上につなげます。「右大臣ってどっちだろう?」。新たな気付きも生まれます。
折り紙で作ったおひなさまは、台紙に貼りつけていきます。クレヨンで顔を描く、のりで着物を留める、台紙に貼りつける。先生からの複数の指示をしっかり聞いて、理解し、記憶と判断を経て実践します。
名前の最後に「し」がつくものに黄色のクレヨンで丸をつけましょう。イラストをひとつずつ、声に出さずに確認し、指示どおり黄色い丸をつけます。できたら先生から花まる! 思わず笑顔に。
前先生が懸念するマスク生活の弊害
間違った発音を聞き逃さないで
コロナ禍になって4年目。これまでずっとマスクをしてきた子どもたちは、マスクによって口がしっかり動かない、しゃべっている人の口元が見えない、などの理由で発音が悪くなっているのかもと前先生。
しりとりのレッスン中、ラクダを「ダクダ」と言ったり、ひな祭りを「きな祭り」と口にした子がいたそう。「お子さんの発音に違和感があったら、聞き流さず、必ずその場でもう一度発音させて、間違っているようなら正してあげてください」。
お話を伺ったのは
富士チャイルドアカデミー:校長 前宏美先生
【合格実績】
●小学校
慶應義塾横浜初等部、相模女子大学、昭和女子大学附属、精華、成城学園、洗足学園、桐蔭学園、東京都市大学付属、東京農業大学稲花、森村学園、横浜雙葉 ほか
●幼稚園
カリタス、湘南白百合、成城、聖ドミニコ学園、洗足学園、玉川学園、桐蔭学園、東京都市大学二子、森村学園、昭和女子 大学附属 ほか