幼稚園から高校までのカトリック教育の総合学園カリタス学園。
教育目標のひとつとして掲げる「外国語教育」の特色について注目しました。
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1年生からの英語とフランス語の複言語教育で、
子どもたちに良質な言語に触れる機会を。
小学校は男女共学で、1年生から少人数での英語・フランス語教育を行います。低学年は外国語として週に1〜2回、中学年以上では英語が週に2回、フランス語は週に1回授業があります。低学年で歌や絵本を通して、ときには体を動かしながら英語やフランス語の音に慣れ親しみ、3 年生からは教科書を使い、今まで学んできたことを体系的に整理していきます。
各言語が持つ音に耳を慣らすことから始め、聞く・読む・話す・書くの4技能をバランスよく学び、小学校卒業までに英語・フランス語の基礎力をつけていきます。テキストだけでなく、電子黒板やタブレットなどのICT機器も積極的に活用した授業を行っています。
英仏語をメインした行事・交流で日頃の学習成果を発表。
国際検定へのチャレンジも積極的に参加。
対話や発表の時間が多い実践的な授業に加えて、日頃の学習の成果を発表する行事や交流も積極的に行っています。12月の「おしゃべり横丁」、2月の「学習発表会」では、子どもたちが英語・フランス語で自己紹介やスピーチをするなど、外国語で自己発信することを学びます。English+1の複言語教育を実施するカリタス小学校なではの催しです。
フランス人学校(LFIT)との交流として、主に6年生が互いの学校に1日入学を行います。フランス語・英語・日本語が当たり前のように飛び交う中で1日を過ごし、ちょっとしたプチ留学体験ができます。
さらに、各種語学検定にもチャレンジしています。5~6年生全員が「英検Jr. Gold」、6年生の希望者は「フランス語検定5級」に挑戦します。小学生を対象として聞く・読む・書く・話すの4技能を評価するヨーロッパ共通言言語枠(CEFR)の基準に応じたフランス政府公認の国際的資格試験「Delf PrimA1」 にも毎年30~40名が受験しています。
カリタス小学校では、様々な角度から語学経験を積むことで、外国語への興味が自然と高まる環境が整っています。