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一気に暑くなりましたね。今日は朝から取材に出ていたのですが、駅から取材先までの道のりを10分少々歩くと汗だくに。
おろしたてのスーツは一気に汗まみれとなってしまいました…
さて、今回お邪魔したのは精華小学校。
▲精華小学校 横浜駅西口から徒歩10分。1922年創立の伝統ある小学校です
精華小学校といえば「人のおせわにならぬよう 人のおせわができるよう」という校訓が有名ですね。
▲精華小学校 メインエントランスに掲げられた校訓
低学年のときは高学年のお兄さん、お姉さんにお世話してもらいながら、自分のことは自分でする。
そして自分が高学年になったとき、年下の面倒をしっかり見る。
この校訓が生徒ひとりひとりに根付いています。
そういえばあるお医者さんの取材でも、この校訓を聞きました。
その先生は今でもこの校訓を胸に、診療にあたっているそうです。
取材では学校生活の様子をたっぷり見学させていただきました。
休み時間には暑さに負けずグラウンドでサッカーや野球に夢中になる子供たちの姿も。
元気を少し、分けてもらった気がします。
そんな中、校舎内で気になるものを見つけました。それがこちらです。
▲精華小学校 ん?詰将棋?なんでこんなところに…?
校舎4階・3~4年生のフロアに置かれていた「今日の1手詰」。
これをはじめた佐藤先生に話をうかがいました。
「実は廃棄されそうになっていた将棋盤を見つけたので、子供たちが興味を持つかなとやってみました。ちょうど空きスペースになっていたので、ここを有効活用しようと思ったのもきっかけです。実際に置いてみると、将棋に興味を持ってくれる子供たちが増えて、休み時間にあーでもない、こうでもないと話し合っている姿を見掛けます。将棋を通して、先を読む力などが身に付くとうれしいですね」
▲精華小学校 ここに集まっていた生徒さんから「ここに銀がきいているから…」「2・五に金じゃない?」などの声が聞こえてきました
毎朝更新されるそうで、ここにいた生徒さんからは「楽しみにしている」という声も。
藤井聡太七段が29連勝し、将棋ブームが巻き起こりましたが、佐藤先生はその前から「今日の1手詰め」を行っていたそうです。もしかすると藤井七段の連勝記録を更新する棋士が、精華小学校卒業生の中から現れるかも…?
ちなみにこの日の1手詰め、正解はわかりますか?