10月に入っても夏の暑さ。
でも、日が暮れると雑木林や街路樹でマツムシやスズムシなど、秋の虫が鳴いていることに気が付いていますか?今晩でも近くの公園で虫の声を聞いて、秋を感じてください。
ところで、編集部では2020年春発行の「私立小学校」特集の取材が始まりました。
最初に伺ったのは相模大野駅から徒歩10分の場所にある相模女子大学小学部。
(相模原市南区 相模女子大学小学部)
園児から大学院生までが学ぶ相模女子大学キャンパスは、
面積173,000m2という広大さ!
秋になると見事に色づく銀杏並木があり、
春には美しい花を咲かせる桜もいたるところにあります。
小川が流れ、鳥が飛来し、多様な昆虫も見られるビオトープや学習用
田んぼも。
子供たちが伸び伸びと活動できる、うらやましい環境です。
桜の季節には一般の方にも開放しているそうなので、ぜひお出かけください。
そして、こちらの学校はプログラミング教育での注目の学校でもあります。
中心となっているのが副校長の川原田康文先生。
もとは中学の理科の教師をされていましたが、18年前に横浜国立大学でプログラミングを教え始め、ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」を世界で初めて学校の授業で使ったロボティック教育の第一人者です。立命館小学校でプログラミング授業を担当した後、同校に来られました。
教育版レゴ マインドストームEV3のテキスト日本語版と英語版も作られているそうで、プログラミング教育といえば川原田先生というほど、有名な方です。
「プログラミングは小さいときから始めたほうがいい」と川原田先生は話します。これまでの学習は一つの答えを求めることでしたが、これからは「未知の答えに対し自分で発想し、創造していくこと」だそう。
社会が大きく変化する中で、子供たちが身に付けるべき力も変わっていくようです。
プログラミング教育といってもまだまだピンとこない方も多いはず。
相模女子大学小学部の取り組みを「ビタミンママ」本誌でご紹介しますので、
お楽しみに。