「森の中の学校」をイメージして作られた成城学園初等学校の新校舎。
2019年9月10日、2月期が始まる日に子供たちは仮校舎から新校舎にお引越ししました。
自然とつながる子供たちの新しい「城」ってどんなところでしょう。編集部Yも胸をときめかせて取材に伺いました。
成城学園の正門から奥へ奥へと歩き、桜橋という小さな橋を渡って、大きな木に囲まれた新校舎に到着。
▲正面に見えるのは田舎の駅舎のようなレトロな雰囲気の第一校舎。大きな木に囲まれた新校舎の全貌をお見せするのは難しいですね(東京・世田谷区 成城学園初等学校)
旧校舎にあった建物を残し、内部をリフォームしたのが第一校舎。
校長室、副校長室、保護者の方たちのへや、国語のへやがあります。
新しく建てられた東棟,中央棟、西棟には子供たちの活動の中心となる普通教室や、子供たちが集まる「つながるーむ」「図書のへや」があり、全学年が自由に行き来できて、交流しやすい構造になっています。
▲東棟と中央棟をつなぐピロティ(東京・世田谷区 成城学園初等学校)
木材がふんだんに使われていて、温かみのある教室。とっても落ち着きます。
▲廊下も木の温もりを感じる居心地のよい空間です。天窓からは光が注がれます(東京・世田谷区 成城学園初等学校)
▲理科の自然観察にはぴったりの場所。子供たちの遊び場にもなる「ひょうたん池」(東京・世田谷区 成城学園初等学校)
初等学校では、先生のお名前をあだ名で呼ぶのが伝統だとか。
廊下に貼られた時間割にも先生のあだ名が書かれていて、思わずクスリと笑ってしまいました。
▲「散歩」や「遊び」などユニークな教科も(東京・世田谷区 成城学園初等学校)
先生方は、けじめがなかったり、子供が間違ったことをしたときには、とても厳しく指導します。でもどんなときも決して子供を否定することなく、一人一人をきちんと認めてくれる。
だからみんな先生を信頼していて、大好きなんです。
成城学園初等学校のわくわくするような学校生活は、2020年3月1日発売のビタミンママ84号で詳しく紹介します。