■Aさん(小6に長男、小3に長女、ご自身も卒業生)
■Bさん(中2に長女、小6に長男、小3に次女)
校風の話
▲富士登山マラソンで走った距離を「マラソン表(棒グラフ)」に書き込むことで、目標に向けての努力や達成感の大切さを学びます(昭和女子大学附属昭和小学校:東京都世田谷区)
都心にあることを忘れる緑豊かな環境。勉強だけではない日頃の努力も評価
Aさん:学校から富士山頂までの距離と同じ256kmを走り切ることを目標に、朝礼前に校庭を走る富士登山マラソンがあるんです。娘は運動が苦手だったのですが、友だちの頑張る姿に刺激され、努力する気持ちが身につきました。
Bさん:勉強の成績だけでなく、宿題の提出やクラスでの協調性など、普段の学校生活における姿勢も評価してくださいます。いろんな側面から見てくださっているのは子どものやる気や自信につながっています。
Aさん:私は卒業生で、当時からある伝統的な部分を大切にしながら、新しいことも積極的に取り入れていて、子どもたちから学校での話を聞くのが楽しみです。一緒に校歌を口ずさむこともあります。私の恩師にわが子もお世話になっているのは感慨深いです。
▲人工芝の広いグラウンドも昭和小学校の自慢です。お昼休みになると元気に遊ぶ児童の歓声がこだまします。大きな複合遊具も人気です(昭和女子大学附属昭和小学校:東京都世田谷区)
Bさん:都心にありながら広い敷地で、季節のうつろいを感じられる環境もすばらしいと思います。子どもたちは人工芝のグラウンドで毎日思い切り走り回っているようで、転んでもけがをしにくく、何より制服が汚れないのはうれしいですね(笑)。大きな遊具では年下の子に譲ってあげるなど、思いやりの心を養う機会にもなっています。天気がいい日は「今日は外で遊べる!」とうれしそうに通学しています。
行事の話
▲1年生から宿泊行事を行うなど、6年間でさまざまな校外学習を行っています(昭和女子大学附属昭和小学校:東京都世田谷区) ※コロナ禍で日帰りの行事に変更
全学年が楽しむために考える。行事は思いやりや責任感も育つ場
Aさん:コロナ禍で制限がある中、運動会はとても盛り上がりました。運動会前に過去の写真にBGMをつけたカウントダウンの映像を体育委員が作り、当日に向けて気持ちを高めていきます。iPadを使って編集していたのですが、その完成度の高さに驚かされました。
Bさん:宿泊行事で6年生は3年生のお世話をするのが伝統なのですが、自分が3年生のときにしてもらったことを、今度はする立場になってそのたいへんさを痛感したようです。思いやりややさしさが身につきました。
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