■Aさん(5年に長女、1年に次女、長男は卒業生)
■Bさん(8年に長女、5年に長男)
■Cさん(2年に長女)
校風の話
▲総合科の時間を使って行う「丘めぐり」。春は草花や虫を見つけながら、秋はドングリ拾いをしながら歩き、お昼にはみんなでお弁当を広げます(玉川学園小学部:東京都町田市)
児童、先生、保護者の距離が近い、温かな校風
Aさん:広くて自然豊かなキャンパスが気に入っています。カシワやクヌギの大木もあり、1年生の総合科の授業ではいろいろな種類のドングリを拾い集めて、仲間分けの学習やドングリ人形の制作に取り組みました。
Bさん:小学部には職員室がありません。先生は各教室にある教師コーナーで子どもたちと一緒に一日を過ごすので、些細な変化にもすぐに気づいてくださいます。
保護者と先生の距離も近くて、子どもの心配事を相談すると親身になって対応してくださるので安心です。先生同士で情報を共有して、すべての先生が子どもたちを見守ってくださっています。
▲1年生は畑で枝豆の苗植えに取り組みます。先生に植え方を教わり、最後に優しく土をかぶせたら、「たくさん実をつけてね」と願います(玉川学園小学部:東京都町田市)
Cさん:時間割は決まっていますが、その通りに授業が進まないことも少なくありません。お天気が良いときは「明日は丘めぐりをしましょう!」、畑の雑草が目立ち始めたら「畑のお手入れに行こう!」など、子どもたちの興味や関心を引き出すような授業が行われているようです。
先生が一方的に教えるのではなく、双方向の授業で、自分から学ぶ姿勢ができてきたように思えます。コロナ禍でオンライン授業が始まりました。欠席するほどではないけれど体調があまりよくないときは、その日の授業をオンラインで受けることもできます。
行事の話
▲恥ずかしがることなく、積極的に手を挙げる活気にあふれた授業はJPクラスもEPクラスも一緒です(玉川学園小学部:東京都町田市)
個々の力を伸ばす校風と、先生方のきめ細やかな指導
Aさん:手を挙げたり発表したりすることをうれしいと感じている子が多く、授業に活気があります。長女はどちらかというと恥ずかしがり屋だったのですが、周りに刺激を受けて積極的になりました。
Cさん:EPクラスは1年生から水曜以外は7時間授業があり、7時間目は特定の教科を学ぶのではなく、その日にやり残したことに取り組みます。分からないことを翌日に持ち越さないようにしてくださっているおかげで、とりこぼさずに学べています。提出物の添削もきめ細かです。