二子玉川、鷺沼、つくし野ほかに教室をもつ富士チャイルドアカデミー。「褒める、認める、励ます」を教育方針に掲げる教室のようすをレポートしました。
【その1】 言葉を理解することを大切に。名前と年齢をきちんと答える
▲富士チャイルドアカデミー:東京都世田谷区
教室に来たら自由遊びの後、レッスンはごあいさつから始まります。「お名前は?」「誰と来ましたか?」など先生の問いかけにしっかり答えます。「お歳はいくつ?」と「何歳ですか?」が同じ質問であることも理解し、幼稚園入試の口頭試問に備えます。「レッスン中はたくさん話しかけて、言葉を伝えることを大切にしています」と前先生。
【その2】 季節ごとの行事を取り入れ、日本人としての情緒も育てる
▲富士チャイルドアカデミー:東京都世田谷区
1月のレッスンは「明けましておめでとう」のあいさつから始まり、ひらがなに親しむカルタや、先生に言われたことを理解してのりを塗ったり、指示された場所に足を貼り付けたりする凧作りに取り組みました。2月は節分、3月はひな祭りなど、季節の行事を取り入れています。「家庭でもその季節にしか見られないものを大切にしてほしいとお伝えしています」。
【その3】2~3歳はまねっこ上手模倣することから学ぶレッスン
▲富士チャイルドアカデミー:東京都世田谷区
この年齢は、まねをして覚えていくのが得意です、と前先生。「子どもは大人のまねをして、たくさんのことを学びます。チャイルドクラブのレッスンでも、先生が歌に合わせて手を叩いたり、お遊戯したりする姿を見て、同じ動きをする模倣をさまざまな場面で取り入れています。でも、本人は模倣しているつもりでも、同じようにできていないことも。一人一人を注意深く見ながら、同じ動きができるよう促します」。
お話
富士チャイルドアカデミー校長
前 宏美先生