中学受験、パパはどう関わるのがベスト?父親と母親の役割分担とは

父親の子どもの学習への関心というのは、昔に比べると格段に上がっているようです。

確かに、私が子どもの頃は、子育てはもっぱら母親の役目で、父親が子どもの学習や進路に対して熱心に関わってきたことはありませんでした。それでも子育てにまったく関心がなかったわけではなく、人生の節目、要所要所で父親としてアドバイスをしたり、導いてくれたりという存在だったと思います。時代が変わり、今は子育て、教育全般において、父親の関わり度は高まり、受験においても父親主導で進めていくご家庭も多く見られます。

では、中学受験においては、どのような形で役割分担をしていけばよいのでしょうか?まだまだ試行錯誤中の我が家のお話をさせていただきます。

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単身赴任終了!父親もいよいよ参戦!

実は、この2年半、我が家は主人が単身赴任で不在でした。コロナ渦の海外だったため、一時帰国もままならず、この間、我が家は完全にワンオペ。ビデオ電話などで、日々の報告はできる状態でしたが、プリンの受験については、テストの結果や在籍クラスを知らせることくらいでしか、現状を伝えることができず、日々の学習状況をリアルに実感してもらえませんでした。

受験にはとても前向きですが、あくまでも遠くから「がんばれー!」と声援を送ってくれるだけ。私がどんなに焦っても、そのイライラや焦りを理解するのは難しかったようです。

それがまた更なるイライラにつながり・・・。完全ワンオペでの中学受験に何度も白旗を上げそうになりました。

しかし、この春主人の単身赴任もようやく終了!

いよいよ主人も受験生活に参戦できるようになりました。さあ、私もだいぶ楽になるー!と思っていましたが、二人そろうことで今度は“役割分担”という課題を突き付けられることになったのです。

うまくいく役割分担とは

主人自身、地方育ちで中学受験の経験がなく、東京の中学校事情がよくわかっていません。女子校となると更にお手上げ。

また、単に志望校を決めれば良いというものではなく、受験日程を考慮した上での受験校決めなどなど、首都圏の中学受験は情報の把握も重要です。塾の保護者会に参加すれば、その辺りのこともわかってくるし、家庭学習の進め方や親の役割についてもかなり具体的なアドバイスをいただけるのでとても有効なのですが、平日開催が多いためそれも難しい。

また、母親というのは、ママ友繋がりで情報交換する機会も多く、私のように専業主婦となると、日々の生活を中学受験中心に回していくことができるので、どうしても父親と母親では中学受験に対する熱量に差が出てしまう事は否めません。

私も含めここに頭を痛めている母親も多く、時々塾の説明会でお父様が熱心にメモをとったりしているお姿をみると、とてもうらやましく思ったりします。

しかし、一方で両親が二人そろって熱心だと、子どもの逃げ場がなく、また夫婦間で方針や方法に違いが生じた時に争いのもとになってしまうこともありますね。

我が家の場合は、全体的な流れは私がリードしつつ、主人がお休みの日や時間に余裕がある時など、実質的な学習面を任せることにしました。今まで、家事をやりながら、学習面もフォローしていたことを考えると、ずいぶん楽になりました。

そして一番助かるのは、子どもの精神面のフォローです。

冷静に論理的に勉強を見てくれる父親が頼りになることも

私はすぐに感情的になってしまい、子どもを追いこんでしまうこともしばしば。その点、主人の方は冷静で穏やかに子どもに寄り添ってくれるので、今ではプリンも主人と勉強したがり、私が相手だとがっかりする始末。

でも私が悪役になることで、主人がより一層プリンをフォローしてあげようという気持ちになってくれるなら、悪役でも買って出よう!と今は敢えて厳しめママのスタンスを貫いています。

このように、我が家ではまだまだ試行錯誤ではありますが、中学受験における父親と母親の役割。物理的な面と、精神的な面で、バランスのよい役割分担が充実した受験生活を送るためのカギとなるのは間違いなさそうです。

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長女は小学校受験で大学までエスカレーター式の学校へ。次女のプリンは公立小学校生活の6年生。いよいよ受験までのカウントダウンが始まり、エンジン全開!大手S塾に通いながらドタバタの日々を送っています。

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