学力に差が出る? 集中力がつく勉強する場所

リビング学習が成績アップに繋がるという話を聞いたことがありませんか?

わが家でも、リビング学習をしてみようと思い、リビングに勉強机と本棚を設置。ところが、その設置した学習机で勉強する気配はなく、むしろ、大量のテキストが積み上げられ、物置と化していく始末。では、息子はどこで勉強をしていたのでしょうか?

それは、家族が食事をするダイニングテーブルでした。
なぜ、ダイニングテーブルなのか? そこを考えながら、今回はお話したいと思います。

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お気に入りの広いテーブル

 

わが家のダイニングテーブルは、横180cm×縦80cmと比較的広めです。このサイズだと、塾のテキストなどを広げても窮屈でなく、広々とした空間で勉強ができます。息子は、幼い頃からこのテーブルで本を読んだり、学習をしたりと慣れ親しんできました。

高学年になると、たくさんのテキストや資料集、勉強するのに必要な文房具類。思ったよりも、たくさんのものが必要です。これらのものを、机の上にいっぺんに広げることができるのが快適で、その快適さが、勉強への集中力につながったようです。

窮屈な空間で、テキストを広げても、自分が読みたい場所を上手く読むことが出来ず、イライラした経験がありませんか?

この小さいストレスが、日々の学習の邪魔になるのです。たいしたことではないと思わずに、子どもが感じるこの小さいストレスを減らしてあげることが、学習を効率よく進めるカギになります。

広いダイニングテーブルでなくとも、今使っている机やテーブルの横に、テキストなどを置く場所を作ってあげるなど、各ご家庭で工夫してみてはいかがでしょうか。

▲たくさんのテキストがあっても広々と学習できる空間

中学受験 リビング学習 集中力 場所 勉強する場所

孤独にならない、ほどよい家族との距離感

ダイニングは、私がキッチンで家事をしていても常に気配を感じる距離にあります。低学年の間は、学習してきたことを親に話したくて仕方がない年頃です。そんなときも、家事の手を止めることなく、子どもの話を聞いてあげることができます。案外そういう会話の内容を子どもはよく覚えており、学習定着に一役買ったこともありました。

他の家族も、ダイニングテーブルでおやつを食べたり、新聞や本を読んだりします。この日常に触れ、息子は孤独にならずに、家族がもたらす安心感の中で学習することができました。

とはいえ、時間を計って過去問を解くその時に限っては、自室の机でこもって勉強していました。学習の内容によって、場所を変える。ノマド学習法も実践していました。

子どもが安心して、余計なストレスを感じない、そういう場所こそが、勉強に適した場所と言えます。子ども性格によっても変わってくるでしょうから、ご自分のお子さんに合った場所を見つけてあげられるといいですね。

▲家族がもたらす安心感

御三家中高一貫男子校出身、現役東京大学理科一類合格の運動神経がちょっぴり鈍い長男(まめ)と、のんびり屋の長女(そら)の母。幼・小・中・大と伴走してきました。たくさんの失敗や経験談を少しでも皆様のお役に立てればと思っています。

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