海と共に生きる毎日を過ごす逗子開成中学校・高等学校

逗子開成中学校高等学校

逗子湾が目の前に広がる逗子開成中学校・高等学校の取材に行ってきました。
海も学び場に、遠泳やヨットの帆走、海洋学特別講義など、独自のカリキュラムが行われています。
もちろん、海のリスクも忘れてはいません。
取材日にちょうど行われていた、避難訓練を取材・撮影してきました。

昼休みを砂浜で過ごす 嗚呼、青春

幼稚園情報号も間もなく校了を迎えます。
そして息つく間もなく中学号の取材がはじまります。
いや、すでにはじまっています。

今週は早々に、逗子開成中学校・高等学校へ行ってきました。
実は入社以来、毎年、私が取材を担当させていただいております。
だって、海が好きなんですもの。
決して潮風を浴びたいからと言うのが目的ではなく、逗子湾が目の前という素晴らしい環境の学校を、ぜひ読者の皆様にお届けしたい、という気持ちが前提にあるのは言うまでもありませんが。

取材日は梅雨の中休みにあたり、お昼休みには海岸で体を動かしながら過ごす生徒さんの姿も。
砂浜でバレーボール。
青春ですなぁ。
そんな若人たちが青春を謳歌しているワンシーンを動画でどうぞ。

1回目チャレンジ!

2回目チャレンジ!

名誉のために言っておきますが、このあと抜群のチームワークを見せ、逗子の海に陽が沈むまでラリーが続いたとか、続かなかったとか。

撮影にご協力いただいた生徒の皆さん、ありがとうございました。

津波が来ることを想定して、披露山の山頂に避難する

逗子開成中学校・高等学校 ビタミンママ

そして午後、高3の2クラスは避難訓練へ。
東日本大震災を機に、大津波が来たときのことを想定して、学校の裏にある披露山まで避難をするというもの。
かなり角度のある急な坂をぐいぐい登っていく高校生の姿に圧倒されました。

逗子開成中学校・高等学校 ビタミンママ

逗子の街を見下ろせる景観の良いスポットも気にせず、どんどん登ります。
そりゃそうです。
避難訓練ですから、有事を想定した動きをとるのは当たり前のことです。

逗子開成中学校・高等学校 ビタミンママ

さらに心臓破り的な急坂を乗り越えて山頂へ。
ここまでくれば、大きな津波が来ても安心だそう。

披露山への避難のほか、学校の屋上に避難する訓練も行っているそう。
屋上には備蓄庫があり、近隣の方々が避難しても大丈夫なように備えているのだとか。

ちなみに取材班(私、カメラマン、いずれも50歳)は、次の撮影があるからしょうがないと各々に言い聞かせ、この地点で学校へと戻りました。
頂上までご一緒したかったんだけどなー。

逗子開成中学校・高等学校といえば、遠泳とヨットの制作・帆走はあまりにも有名です。
このほか東大の先生やJAMSTECの先生を招いて行われる海洋学特別講義なども行われています。

逗子開成中学校・高等学校 ビタミンママ

逗子開成中学校・高等学校 ビタミンママ

逗子開成中学校・高等学校にとって、海は学び場ではありますが、海のリスクや自然の怖さを常に念頭に置いています。

そしてこうした環境で学べる裏には先生方をはじめ、たくさんの方々の協力があって成り立っていることを生徒の皆さんは重々理解しており、感謝の気持ちを忘れません。

逗子開成中学校・高等学校 ビタミンママ
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