秋の文化祭巡りもいよいよ佳境に入ってきました。
行きたい学校はいろいろありますが、この時期、文化祭の日程が重なったり、塾のテストがあったりで、スケジュールを組むのが大変!午前に文化祭、午後は塾、親はまた別の学校の説明会へ、という日もあります。
5年生のころからもっと行っておけばよかったといまさらながら反省しておりますが、やはり、この時期の成績やいろいろな学校を見せていただく中で、親の視点が変わることもあり、最新の情報を得られる今の状況を見るという点では、この時期で良かったという気もしています。
さて、今回はグローバルな教育、海外の学校のような雰囲気でここ数年人気急上昇!三田国際学園中学校・高等学校の文化祭に娘と行ってきましたので、その様子をお伝えします。
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さすがインターナショナル!まるでフェスのような盛り上がり!
「発想の自由人たれ!」をモットーに、国際的な教育のパイオニアとして今大注目の中高一貫校、三田国際学園中学校・高等学校。前身は、戸板中学校・戸板女子高等学校。ルーツとなる三田高等女学校の建立の地、「三田」にちなみ、共学化を機に校名が変更されました。女子校から共学へ、そして、グローバル教育を掲げて見事に転身を果たし、日本の難関大学はもとより、海外大学への進学も強く後押しするインタナショナルスクールです。
文化祭は中高合同。受け付けの案内もスムーズで、在校生がフレンドリーにあいさつ。テキパキと誘導してくれました。カラフルな看板ににぎやかな呼び込みの声。中庭には緑の芝生が広がり、来場者が休憩、食事ができるように、たくさんのテーブル、チェアが並べられていました。その周りでホットドックやスイーツのフード販売、専門店のキッチンカーも出店。まるでフェスの会場に来たようで、大人の私もなんだかワクワクしました。おいしそうな食べ物はとりあえず我慢して、まずしっかり文化祭を見て回ろうと各教室へ。
クラスごとに展示や企画などがあるのは他校と同じですが、三田国際らしいのは「代表プレゼンテーション」。学年や各コースの代表が大勢の前でさまざまなプレゼンテーションを行います。「自己理解」や「人の心を動かす」テーマで自分の考えを発表。日ごろの研究の成果や英語によるスピーチなどがあり、それはまさに三田国際が目指す教育の集大成が見える場所でした。学校生活という枠の中で考えるのではなく、社会に出た時に生きる能力が育まれることを期待させます。
部活動の様子がよくわかる絶好の機会!
文化祭の中でも特に人気なのがステージ発表。私たちは吹奏楽部の発表を鑑賞しました。 中高合わせて100名を超える大所帯で人気の部活。全国大会へも出場する実力派です。
最近の吹奏楽部の演奏というのは、ただ単に曲を演奏するだけではなく、演技や動きがあるのですね。「ライブのチケットを盗んだ犯人を捜す」というストーリー仕立てで、生徒たちのお芝居と共に幕が明け、映画『ミッション:インポッシブル』のメインテーマ曲やYOASOBIの「アイドル」など、大人も子どもも楽しめるプログラムに会場は大いに盛り上がりました。
娘も「吹奏楽部もいいかも!」とすっかり魅了されていました。生徒たちが自主的に企画し、運営する。それを学校側が温かくサポートし盛り上げるという、学校全体の雰囲気もしっかり伝わってきました。
また文化祭でありながら、「ミニ学校説明会」や「入試相談コーナー」も設けられており、
こちらにももちろん参加してきました。「入試相談コーナー」では、担当の先生と1対1でさまざまな相談にのっていただけました。
今や偏差値も上がり、倍率も高い人気校ですが、それでも受験生に対する対応が手厚く、学校としてさらなるレベル向上に努めているという印象を強く受けました。
入試日程も複数日展開されているので、受験しやすい学校ではありますが、各日の募集人数が10名、15名という日もあり、非常に狭き門です。文化祭や学校説明会でその魅力を体験したことは、その狭き門を突破するぞ!という娘のモチベーションに確実につながりました。
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