いよいよ中学校生活スタート!

切磋琢磨できる仲間との出会い

合格してからずっと「早く入学したい!」「早くセーラー服を着たい!」そんな希望に胸を膨らませ、春休みもずっとワクワクした気持ちで過ごしました。塾の志望校別クラスで一緒に合格したお友達とも連絡を取り合い、集まって遊んだり、わからないことを聞き合ったりなどして、楽しく過ごしました。

入学前からそのようなお友達に恵まれたことは、ひとえに塾に通っていたおかげだと、つくづくありがたく思いました。保護者の母同士も、入学前の保護者説明会で顔合わせができたので、書類の書き方、揃えなければならない用具の事などの情報交換ができ、私も心強かったです。

中学受験塾では、勉強以外にお友達関係でもいろいろあると聞いていました。特に志望校別では同じ学校を目指すいわばライバル。仲良くなるどころか、敵同士、ピリピリしたムードが漂ったり、中には“いじめ”にも似た状態になったりと、足を引っ張り合うなどということもまれではないようです。

ただ、プリンの通っていた塾に関しては、そのような話はあまり聞いたことがありませんでした。マンモスの超大手塾。人数が多いことが逆に良いのか、先生方のご指導が良いのかわかりませんが、皆、和気あいあいとして、プリンだけではなく、他のお友達の話を聞いても、とても楽しい塾生活だったようです。

中学受験は、もちろんお友達と仲良く挑むなどという生易しいものではありません。周りのライバルたちより、1点でも多く取り、合格しなければならないのは事実です。

しかし、敵は友達ではなく、あくまでも自分。1点でも多くとれるかどうかは自分の努力にかかっています。良きライバルとして切磋琢磨し、相乗効果で高め合っていけるような間柄でいられるお友達がいれば、それは合格に結び付く、とても大きな存在と言えるでしょう。

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新鮮なキリスト教の環境

咲き誇る桜、まだ着慣れないセーラー服に身を包み、入学式に出席しました。

厳粛なホールで賛美歌がうたわれ、聖書の一節が祝福の言葉として読まれました。私も主人も、そして長女も、これまでキリスト教の学校とは無縁だったので、この度、キリスト教の学校での式典に出席し、その厳粛さ、温かさに感動を覚えました。しかし、もちろん、賛美歌は歌えず、ともするとその穏やかに流れる時間に出席している在校生の多くがウトウトとしてしまっている様子も垣間見え、くすっと笑ってしまったりしました。

中学受験をするにあたって、志望校を決める基準は第一に偏差値でした。ひたすら入試日程と偏差値表とにらめっこして、悩みに悩んだ日々。もちろん、学校説明会や行事などに出向いて、その学校の雰囲気なども大きな判断材料となりましたが、宗教というのは、あまり意識していなかったのが正直なところです。

しかし、学校生活では、朝の礼拝や宗教の時間など、キリスト教が生活に深く浸透し、祈りや感謝の時間も子どもたちとってごく当たり前の自然なひとときになっていくのでしょう。しかしこれまでキリスト教に触れる機会がなかった人にとっては、もしかすると、軽く違和感を覚えてしまうかもしれません。

学校教育において宗教というのはやはり教育理念の大きな土台。志望校を考える時にはもっとそこに注目し、判断することはとても大切ではないかと改めて思いました。わが家はキリスト教も含め、そんな新しい環境を楽しみ、学び、親子で成長していけたらと思います。

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次女プリンの中学受験生活もようやく終わりを迎え、春からは大好きな中学校で新しい生活をスタートさせました。親子で挑んだ受験生活、私立中学校での日々を綴ります。

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