夜遅くまでがんばる子どもを支える食事は、中学受験という大きな挑戦の中で、とりわけ重要なサポートではないかと思います。私も難解な算数は教えることはできませんでしたが(笑)、愛情たっぷりの食事で子どもを支えてきました。
忙しい毎日を送る私にとって、凝った料理を作ることは難しい。でも子どもにとってパワーの源になるような食事でサポートしたい。そんな葛藤を感じていた時に、たまたま目にしたニュース番組で紹介していたのが「カツオだし」でした。
今日は、そのニュース番組で学んだ知識を活かした手軽なレシピをご紹介します。少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。
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すごい、カツオだしのパワー!
とあるニュース番組のスポーツコーナーで、あるアスリートが試合前のルーティンとして、カツオだしに少量のおしょうゆを加えて飲む様子が紹介されていました。そのアスリートは、カツオだしを飲むことによって、精神的な安定と集中力をアップさせると、インタビューで話していました。
確かに、だしの香りをかぐと、私もホッとした気持ちになるなぁと思い、早速調べてみました。すると、カツオだしには、日常の疲労感を軽減させたり、計算作業の効率を向上させたりする働きがあることがわかりました。また、カツオだしに含まれるヒスチジンには、食欲を抑える作用があるとされています。これは、夜遅くまで続く通塾後の食事管理にも役に立ちます。
何より、かつお節からとるだしは、香りが良く、カツオだしを上手に夕食に取り入れれば、疲労回復や翌朝の朝食もおいしく感じられる効果があるとわかった私は、積極的にカツオだしを取り入れることにしました。また冷蔵庫で保存して、いつでも使いたい時に気軽に使えるように工夫もしました。
わが家のカツオだしレシピ
ここでは、わが家で実際によく作っていたカツオだしを使ったメニューをご紹介したいと思います。定番メニューではありますが、特に子どもに好評だったものです。
鯛茶漬け
帰宅が遅い通塾日には、よく作っていたメニューです。作るのも本当に簡単で、子どもの満足度も高いので一番にオススメしたいです。
事前にスライスした鯛のお刺身を、練りごま、しょうゆ、酒、みりんを合わせたたれに漬けておきます。お子さんが帰宅したら、ご飯に鯛、刻みのり、青ねぎ、ごまをのせ、カツオだしに少量のしょうゆを加えた熱々のおだしをかけます。ごまの風味が良く、コクもあり、温かくて満足感のあるメニューです。
お雑煮
食欲の落ちがちな朝には、お雑煮がオススメ。カツオだしに、しょうゆ、酒、少しのみりんを加え、塩で味を整えたところに、鶏肉や小松菜やほうれん草などの葉野菜、最後に焼き餅を入れて完成です。この関東風のお雑煮は、子どもが食欲のない時にでも、ペロッといただける、やさしい味わいの一品です。
小田巻蒸し
茶碗蒸しも良いのですが、もう少しボリュームアップさせたい時の一品です。茶碗蒸しを作る要領で、うどんを半玉ほど加えて蒸し上げるものです。ボリュームはあるのですが胃もたれしないので、夜遅くに食べても翌朝の負担は軽くなります。
このように、カツオだしを使ったメニューは無限大です。みなさんのご家庭でも、お子さまのお好きなメニューにカツオだしを加えてみてはいかがでしょうか?
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