前回、学校説明会への申し込みがなかなか難しく、希望の学校に参加したくても、Webサイトでもすぐに満席になってしまい、申し込みさえできないと書きました。
コロナが落ち着いてきたこともあり、ママ友とランチをしながら情報交換する機会も多少増えてきました。 仲良しのママ友たちは子どもおの幼稚園が同じだったので、子どもたちはみんな同じ年。もっぱらの話題はやはり中学受験です。 インターネッ[…]
東京都市大学等々力中学校の学校説明会も8月分の申し込みができず、がっくりしていました。
それでも、説明会当日が近づくとキャンセルが出る可能性もあると聞いていたのでそれに望みをかけて、絶えずサイトをチェック。
すると開催日間近のある時、「受付締切り」の文字が「受付中」に!
「よし!」
と即座にクリック!
無事、申し込み完了!
その後、すぐに「受付締切り」になっていたので、滑り込みセーフです。
こうして、東京都市大等々力中学校の対面での学校説明会と見学会にプリンと参加できることになりました。
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学校の教育理念とカリキュラム
「noblesse oblige(ノブレスオブリージュ)」~高潔な若人が果たすべき責任と義務~ を教育理念に掲げ、近年、大学進学実績を飛躍的に伸ばしている東京都市大学等々力中学校。
前身は女子校の東横学園。2010年に校名を変更し共学化。それ以降年々難関大学合格者を大幅に増やし、今最も注目されている都内の中高一貫共学校です。
それほどの飛躍を遂げている要因は何か?とても興味がありました。以下、学校説明会&見学会に参加しわかったこと、感じたことです。
コース別クラスでレベルに合った指導と進んだICT教育
2015年から最難関国公立大学合格に向けた「S特選コース」を開設
- 「S特選コース」・・・最難関国公立大学合格
- 「特選コース」・・・・難関国公立大学、早慶上理への現役合格
入学試験日もコース別になっているが、S特選から特選コースへのスライド合格ができる日程もある。成績によって毎年数名程度の入れ替えがある。
ICT教育が非常に進んでおり、2020年には「システムZ」と言われる新学習システムを導入。
毎朝10分間のアダプティブラーニングと言われるドリルをタブレットで行い、AIが自動的に学習計画を作成。各学生が習得するまでに必要なステップを判断。コロナ禍においても、リモート環境にいち早く対応していたことにより、充実した学習環境を高いレベルで維持できた。
「自学自習」のための環境が整えられていることと、「面倒見の良さ」
自習室が充実!夜8時まで利用可能。
大学がすべて尾山台に移ったことで 以前大学の校舎だったところを自習室として大幅にリニューアル。
整った環境で集中して学習できる自習室スペースが多く、質問コーナーなどに専門のチューターも常勤しているので、わからない問題などを教えてもらえるのが素晴らしい!
部活動の後に自習室で課題を終わらせて帰る生徒も多いとのこと。
家に帰るとどうしてもくつろいでしまい、しっかりと勉強する時間を作るのが難しいので、ありがたい。
高校3年までは塾無しでも大丈夫だと言えるほど、学校完結型の大学受験準備ができるのは大きな魅力。
「TQノート」と言われる1週間の学習計画表と質の高い進路指導
都市大等々力中学の教育システムの中でも特徴的な学習スケジュール管理で、自分で1週間の学習計画を立て、その実行実績、反省点などを記入。
担任の先生からも細やかなコメント、アドバイスが記入される学習日記的な存在。
進路指導や面談にも力を入れており、大学進学実績を伸ばす大きな要因と言える。
学校生活と大学進学実績
充実した学校行事と文武両道のススメ
説明会によると学校行事は非常に多い。
説明会の時間の関係で細かな行事の説明が割愛されたのが残念だった。
だがパンフレットなどによるとスポーツ大会や文化祭の他にも合宿やコンテスト、コンクールなども多く、また地域と連携したイベントなども多数開催されている印象がある。(近年はコロナで実施されていないが)
部活動には基本的に全員参加
文武両道を掲げ、“困難を前にたじろがない強い心を養う”ことに重きを置き、勉強と部活動を両立させるために、学校として最良のシステムと環境作りに尽力をしている。
ほぼ全員がなんらかの部活動や委員会に所属。
難関大学への進学率
昨年度の進学実績は過去最多を更新
- 難関国公立 84名
- 早慶上理 145名
- GMARCH 353名
特に注目すべきは“卒業生に対する現役合格率”の高さ。現役進学率は93.5%。これは首都圏の高校別ランキングでも上位の高さ。分母が違う“合格者数”だけで高校の進学実績を見るべきではない。
「この10年で進学実績を伸ばした学校」としてメディアにも多く取り上げられている。
まとめ
面倒見がよく、学校で大学受験まで一貫してしっかり学習できる環境とシステムが大きな魅力の学校だとわかりました。
部活動も活発で、そのためのサポートもしっかりとしているのが嬉しい。
また、今回、学校見学のアテンドをしてくれたのは卒業生の大学生たち。皆、真面目で好印象の青年たちばかりで、こうして卒業してからも母校のお手伝いにも積極的に参加したいと思える学校生活を送ってきたことが伺えます。
施設も充実しており、学校周辺の環境もよく、プリンもとても気に入ったようでした。
年々、人気が高まってきており、これまでのような“併願校的な位置づけ”から、”第一志望校“へと受験生側の意識も変わってきているので、しっかりと対策をして挑む必要があると思いました。
今年秋の文化祭は状況にもよりますが、一般公開も予定されているとのこと。是非行ってみたいです。
なお、こちらの記事は、あくまでも学校説明会でのお話をもとに、個人的な理解と感想を述べた内容になっております。
より正確な情報は学校のホームページで確認されることをお願いします。
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