鉄能会：神奈川県川崎市
中学受験を前に誰もが抱えるお悩みについて、中学受験塾で定評のある鉄能会の先生にお話しを伺いました。
A．まずは思考力を強化しましょう。
算数への苦手意識は「思考習慣不足」が原因
算数が苦手な中学受験生は多いと思います。最も大きな伸び悩みの原因は、思考習慣が身についていないからだと言えるでしょう。
そんな子どもの様子を目の当たりにした大人は「もっとよく考えて！」と叱りがちですが、思考習慣が身についていない子どもは考えるふりをするだけで精いっぱい。さらには大人に叱られまいと、必死に覚える作業に力を入れ始めます。これが思考習慣を失っていく要因。思考習慣が身につかないのは、決して子どものせいではありません。
算数パズルで手とアタマを動かそう
中学受験生に必要な思考習慣を身につけるためには、とにかく子ども自身の手と頭を動かすことが一番大事。ご家庭で簡単に取り組むことができるものとして、論理思考を必要とする算数パズルがおすすめです。もちろん、市販のもので十分です。
大人が子どもに対して、意図的に楽しく算数パズルに取り組ませることができれば、子どもは徐々に手と頭を動かすことができるようになります。鉄能会の指導でも、論理思考型の算数パズルは不可欠です。過去には算数が不得意だという生徒に対し、個別指導の授業時間の半分をパズルに費やすことで、最終的に志望校合格につなげ、その後、医学部に進んだ実績があるほどです。
算数を制することは中学受験合格への近道
思考習慣が身についていなければ、受験算数は最終的に自力で解けるようにはなりません。鉄能会の算数の授業では、適切なヒントをタイムリーに与えながら、常に子どもたちの手と頭を動かし、思考習慣の定着を促しています。
なお、中学受験4教科のうち、学習指導要領の範囲内で対応できる要素が最も少ない科目が算数であり、入試本番で実際に最も点差が開くのも算数です。
また、午後入試においては算数＋国語、算数＋理科、算数のみといったように、算数を中心とした科目構成が目立つようになってきています。ですから、鉄能会では「算数を制するものは受験を制す」として、算数指導には特に力を入れています。
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