ダンス部で全国大会を目指す中学3年のHさんと、写真部の部長として仲間をまとめ、美術や英語の学びを将来の夢へとつなげている高校2年生のKさん。企業と連携した探究学習や部活動、学校行事などさまざまな経験を通して、それぞれが自分らしく成長しています。
好きなことに全力で挑戦し、仲間と支え合いながら充実した学校生活を送る二人に、トキワ松学園での日々について伺いました。
メンバー
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Hさん
中学3年生
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Kさん
高校2年生
仲間と一緒だから頑張れる。
ダンスも探究も全力で楽しむ毎日
全国大会を目指して。
仲間と支え合いながら挑戦を続けるダンス部

週5日の練習で技術を磨くダンス部。先輩から学びながら、互いに高め合える環境も魅力です。
私はダンス部に所属しています。学校を見学した際、ダンス部のパフォーマンスを見て「かっこいい!」と思ったことが入部のきっかけでした。もともとダンスを習っていたこともあり、入学前からダンス部に入ることを楽しみにしていました。
ダンス部は、中学・高校合わせて90人を超える生徒が所属する学校最大の部活動です。現在は7月のバザー、8月の「日本高校・中学校ダンス部選手権 DANCE STADIUM(ダンスタ)」、9月の文化祭(トキワ祭)に向けて、それぞれの演目を並行して練習しています。
中3になった現在は学年代表を務めています。みんなをまとめたり、大会や文化祭で学年を代表して話したりする役割があり、自分の意見を聞いてもらえたり、伝えたことをみんなが実践してくれたりすると、とてもやりがいを感じます。
一方で、楽しいことばかりではありません。合宿では朝から夕方まで練習が続き、筋力トレーニングも行うので、とてもハード。大会で思うような結果が出ず、悔しくて涙を流したこともありました。それでも、仲間が励ましてくれるので、「みんなも頑張っているから、自分も頑張ろう」と前向きな気持ちになれます。
昨年のダンスタでは予選を1位で通過することができ、とてもうれしかったです。先輩方からはダンスだけでなく、礼儀や人との関わり方など多くのことを教わっています。今のうちにたくさんのことを吸収し、将来は私も後輩たちに伝えていける存在になりたいと思っています。
「どんなお菓子にしよう?」仲間と意見を出し合う探究が楽しい

グループでアイデアを出し合いながら、お菓子の商品開発に挑戦。最後には企業の方へプレゼンテーションも行いました。
トキワ松学園は探究活動が充実しています。学校説明会でその取り組みを知り、「面白そう!」と思ったことを今でも覚えています。
実際に授業を受けてみても楽しく、その中でも一番印象に残っているのが、中2で取り組んだロッテとの商品開発です。ロッテの方と一緒に新しいお菓子を考え、プレゼンテーションを行う授業で、私たちの班は「アイスマイルド」という知育菓子を提案しました。
一番楽しかったのは、「どんなお菓子にしよう」とグループのみんなでアイデアを出し合った時間です。「このお菓子いいね!」と意見を交わしながら、一つの商品を考えていく過程がとても印象に残っています。最後にはロッテの方から、直接「こうしたらもっと良くなる」といった具体的なアドバイスやフィードバックをいただくこともできました。
探究ではテーマについて考えることが難しいと感じることもありますが、自分たちで考えたことを形にしていくことに面白さを感じています。また、中1の「思考と表現」の授業では、ビブリオバトルや読書感想文にも取り組みました。探究を通して、一人で考える力が芽生え、自分の意見を出せるようになったと感じています。
学年みんなで優勝を目指す!毎年本気のスポーツ祭典

学年ごとに色に分かれて優勝を目指すスポーツ祭典。今年は中学3年生の白学年が優勝し、二連覇を達成しました。
学校行事の中でも特に好きなのがスポーツ祭典です。学年対抗で優勝を目指すので、毎年とても盛り上がります。
スポーツ祭典では学年ごとに色に分かれます。今年は私たち中学3年生の白学年が優勝し、二連覇を達成しました。一番印象に残っている競技は棒引きです。とても激しい競技ですが、今年はたくさん棒を取ることができ、1位になれたので本当にうれしかったです。
また、女子校なので男子の目を気にすることなく、みんなが全力でぶつかり合えるところもスポーツ祭典の魅力です。女子だけとは思えないほど競技には迫力があり、みんな本気で優勝を目指します。
人数が多くても学年みんなが一丸となれるのは、体育委員のみんなが中心になって引っ張ってくれるからです。昼休みに「今日はこの競技を練習しよう」と声をかけながらみんなを誘導してくれるので、自然と学年全体がまとまっていきます。
一歩踏み出すたびに自信が育つ。挑戦を楽しみながら成長しています
友達に誘われて始めた写真部。
部長として新たな挑戦がスタート

校内外で撮影会を行い、部員同士で作品を講評しながら写真の技術を磨いています。写真甲子園や全国高等学校総合文化祭などの大会にも出場しています。
写真部に入ったきっかけは、友達に誘われたことでした。特に写真に興味があったわけではなく、一眼レフカメラもあまり触ったことがありませんでしたが、「やってみよう」と思って入部しました。気がつけば5年目を迎え、現在は約50人が所属する写真部の部長を務めています。
部長になったのは高2の4月です。部長の仕事は、活動前の出席確認をしたり、顧問の先生と活動内容や撮影会の行き先について話し合ったりなど様々です。部員が多いので、最初は「みんなの名前を覚えられるかな」など不安もありました。
写真部では、校内や校外で撮影会を行い、撮影した写真をみんなで講評し合います。写真は一人で作品を作るイメージがありますが、実際には部員同士で意見を出し合いながら作品をより良くしていきます。講評会では顧問の先生からもアドバイスをいただき、一つひとつの言葉が成長につながっています。また、プロカメラマンの方による講演会もあり、プロの話を直接聞けることも大きな刺激になっています。
部長になってからは、後輩からカメラの操作やデータの取り込み方などを相談される機会も増えました。先輩として頼ってもらえることがうれしく、部長としてのやりがいも感じています。
まだ自分に自信が持てないと感じることもありますが、これからもっと自信をつけて、胸を張って活動できるようになりたいと思っています。秋に開催される大会での入賞を目標に、これからも仲間と一緒に写真の技術を磨いていきたいです。
発表を重ねるうちに、
「私でもできる」と思えるようになった

担当する国の文化や名所、食べ物などを調査し、現地出身の方へのインタビューを通して理解を深めました。
私はもともと、人前で話すことが得意ではありませんでした。大勢の前に立つと緊張してしまい、自分の考えを伝えることにも苦手意識がありました。
そんな私が変わるきっかけになったのが、トキワ松学園で数多く経験してきたプレゼンテーションです。中学生の頃に取り組んだ「English Day」では、班ごとに担当する国について調べ、英語でプレゼンテーションを行いました。私たちの班はバングラデシュについて調べ、現地出身の方へのインタビューも実施。インターネットだけでは分からない文化や暮らしについて直接お話を聞き、その内容を発表にまとめました。
発表は学年全員の前で行われ、さらに私たちのグループは学校説明会でも発表する機会をいただきました。最初はとても緊張しましたが、発表を終えた時には「私でもできるんだ」と感じ、大きな自信につながりました。
今では、人前で話すことへの苦手意識はほとんどありません。先生方や友達が温かく見守ってくれるので、「失敗しても大丈夫」と思いながら挑戦することができます。そうした環境の中でプレゼンテーションを重ねるうちに、「私でもできる」という自信が生まれ、人前で話すことも楽しめるようになりました。
美術も英語も、自分の夢につながる学びがある

「将来の自分をつくるための授業」とKさんが話す「探究(美術デザインゼミ)」。自由な発想で、自分だけの作品づくりに挑戦しています。画像はコンクールで入賞したKさんの作品。
私は現在、美術デザインコースに所属し、アートコースで学んでいます。昔から絵を描くことが好きで、美術大学への進学を目指し、このコースを選びました。美術だけでなく英語にも力を入れて学べる環境は、自分の目標に合っていると感じています。
特に好きなのが、現在受けている「美術デザインゼミ」の授業です。作品のテーマは自分で決めることができ、制作方法も自由です。先生から「これをやって」と決められることはなく、自分でテーマを深めながら作品づくりに取り組めるところが魅力です。
必要であれば授業時間に美術館へ足を運び、作品づくりのための調査ができるなど、一人ひとりの学び方が尊重されています。制作の途中では中間発表があり、作品のコンセプトや制作の過程をクラスのみんなに発表します。完成した作品は文化祭で展示され、コンテストに挑戦する生徒もいます。
これからも美術と英語の両方を学びながら、美術大学への進学を目指して頑張っていきたいです。
★校内Pick Up

ロッテや東急の社員の方々を迎えて行われる中2の探究授業。大好きなお菓子がテーマとあって、グループでのアイデア出しも大いに盛り上がります。

校舎の地下にあるカフェテリア「ときCafé」。巨大なクマのオブジェやイラストパネルなど、横浜美術大学の学生が手掛けた作品が展示されています。アートが身近にある同校らしい、明るくポップな憩いの空間です。

美大受験やそれぞれの進路・目標に向けて、集中してデッサンに取り組む高3美術の授業。一人ひとりの感性と実力を磨く本格的な指導が行われます。

2人のネイティブ教員による生きた英語の掛け合いに触れることができる。中1のLS(Listening&Speaking)授業。この日は生徒同士でペアになり、英語でのQ&Aの練習をしました。

高1「思考と表現」の授業では、図書室に並ぶ先生選定の新書から興味のある1冊を手に取り、じっくりと読書。未知の分野に触れ、視野と興味を大きく広げる貴重なひとときです。