在校生が大活躍!桐蔭学園中等教育学校 学校説明会に行ってきました。

桐蔭学園中等教育学校の学校説明会へ行ってきました。

説明会当日はあいにくのお天気だったのですが、会場となったシンフォニーホールには、たくさんの小学生と保護者の方々が集まりました。注目度の高さがうかがえます。

説明会開始時刻の20分ほど前になると緞帳が上がり、ステージ中央のスクリーンには、桐蔭学園中等教育学校のデジタルコンテンツ委員会が制作した学校紹介映像が流れ始めました。

目をキラキラさせながら、スクリーンに釘付けになる小学生の様子が印象的でした。

桐蔭学園中等教育学校 学校説明会 ビタミンママ

▲デジタルコンテンツ委員会が制作した映像では、生徒目線で授業風景や部活動の様子を紹介(桐蔭学園中等教育学校)

デジタルコンテンツ委員会は昨年(2021年)に発足したばかりの委員会。
今回の映像は、生徒たちが普段から使用しているタブレット型端末「iPad」で制作したものです。

ICT教育に力を入れる桐蔭学園中等教育学校では、全生徒にタブレット型端末「iPad」を貸与しており、生徒たちは授業だけでなく、委員会活動や自宅学習など、さまざまな場面で活用しています。

在校生が司会進行をつとめる学校説明会

▲司会進行をする2年生(桐蔭学園中等教育学校)

14時30分から説明会が始まりました。
司会進行を担当するのは2年生の男女2人。背筋をピンと伸ばし、これから始まる説明会のおおまかな流れを教えてくれました。

この学校の生徒になったら、あんなに堂々とした立ち振る舞いができるようになるのかと、思わず我が子と重ねてしまいます。

玉田校長のお話

桐蔭学園中等教育学校 学校説明会 ビタミンママ

▲玉田校長のお話:「生徒が主役の『学校作り』の真っ最中です」(桐蔭学園中等教育学校)

最初に校長の玉田裕之先生から、「新しい進学校のカタチ」を目指す桐蔭学園中等教育学校についての説明がありました。

玉田校長
「本校の教育ビジョンは『自ら考え判断し行動できる子どもたちを育てる』です。本校には授業、部活動、委員会活動、行事など夢中になれる場所がたくさんあります。これらを通して、変動の激しい新しい社会で生きていく力やその前にある大学に入るための力を総合的に伸ばします」。

続いて、桐蔭学園中等教育学校の教育の3本柱「アクティブラーニング型授業」「キャリア教育」「探究」を通して伸ばす、「見える学力」「見えにくい学力」「見えない学力」についてのお話がありました。

「桐蔭学園中等教育学校」とスポーツで有名な「桐蔭学園高等学校」とは全く別のカリキュラムが組まれており、中等教育学校前期課程から高等学校への受験や転籍はできないことについてもお話されました。

中等教育学校の教育内容について

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▲6年間の学びについて各学年の先生から紹介(桐蔭学園中等教育学校)

中等1年を担当する宮本先生、中等3年を担当する江口先生、中等4年を担当する山本先生から、「中等教育学校の教育内容」についての説明がありました。

桐蔭学園中等教育学校の特長的な教育である「アクティブラーニング型授業」「15歳のグローバルチャレンジ」「1分間スピーチ」、「アフタースクール」「グローバル教育」などについて、生徒たちが実際に取り組んでいる映像を交えながらのお話です。

江口先生
「「15歳のグローバルチャレンジ」は中等3年の全生徒が1年間かけて取り組むプログラムです。中等1年、中等2年で学んだ知識やスキルを生かして、グローバルな課題の解決にチャレンジするもので、得るものがとても多い活動です。生徒からは、「テストがないので、純粋な学びができる」「いろいろな視点で物事を見ることが楽しい」といった声が上がっています」。


宮本先生
「私の担当教科は「生物」です。先日、放課後のアフタースクールで「イカとアジの解剖」というテーマで参加者を募ったところ、定員40名に対し、予想をはるかに上回る60名の希望者が集まりました。驚きと嬉しさでいっぱいになり、急遽2つの実験室を使って、2つのグループに分かれて行いました」。


桐蔭学園中等教育学校には何事にも意欲的に取り組む生徒が多いことを、改めて感じました。

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▲中等4年担当の山本先生が「英語で見る6年間」を紹介(桐蔭学園中等教育学校)

英語科の山本先生からは「英語で見る6年間」と題して、英語の指導目標や授業形態についてお話がありました。

・英語の授業は週に6回、1年次のクラスは一般、中級、帰国の3つを設けている(中級は1年次のみ、帰国は2年次まで)
・ネイティブ教員による少人数授業を実施
・3年生までに英検準2級取得が目標で、学年全体の7割程度が達成している
・授業ではみんなの前で英語で発表やプレゼンをする機会が多い

山本先生
「桐蔭学園中等教育学校には授業に加えて、グローバルラウンジでの楽しい活動、英語村でのアクティビティ、海外留学プログラムなどもあり、総合的に英語力を伸ばす環境が整っています」


グローバルラウンジにはネイティブの先生が常駐していて、いつでも気軽に英語でコミュニケーションがとれるし、クリスマスやバレンタインなどの企画や海外の映画鑑賞会もあるそう。我が子がこの学校の生徒になったらどんな風に成長するのかと、思わず想像してしまいました。

生徒による学校行事の紹介

桐蔭学園中等教育学校 学校説明会 ビタミンママ

▲学校行事紹介をする生徒たち(桐蔭学園中等教育学校)

生徒による学校行事の紹介では、1年生の男女と3年生の男子が舞台にあがり、アフタースクールや遠足、学園祭、運動会、横浜探訪などの様子を、ロイロノート・スクールで作成したスライド資料を使いながらハキハキと紹介してくれました。

1年生の女の子
「桐蔭学園中等教育学校というと、真面目そう、固そうなど、不安や心配を抱えている人が多いかもしれませんが、大丈夫です!私もつい半年前まではその一人でした。私たちの学年は面白い子や優しい子ばかりで、毎日がとても楽しいです!新1年生の皆さん、待っています!」


参加者からは大きな拍手が沸き上がりました。

2023年度の入試について

桐蔭学園中等教育学校 学校説明会 ビタミンママ

▲2023年度の入試について(桐蔭学園中等教育学校)

入試対策・広報部中等4年副学年主任の橋谷先生より、
①2023年度の入試「帰国生入試」「一般入試」「グローバル入試」「探究型(みらとび)入試」について
②2022年度の主な説明会日程について
お話がありました。

「探究型(みらとび)入試」とは、

(1)「総合思考力問題」は、思考力・判断力・表現等を評価するテスト。
(2)合否は「総合思考力問題」の入試得点を中心に、「算数基礎」の入試得点を参考に総合的に判断。「算数基礎」は、小学校の教科書レベルの問題を出題。

これからの主な説明会等日程(予定)
9月10日(土) 探究型(みらとび)入試体験会・説明会
9月24日(土)・25日(日) 鸞鳳祭(学園祭)
10月7日(金) 学校説明会(平日)
10月25日(火) 学校説明会(平日)
11月12日(土) 学校説明会
12月10日(土) 入試体験会・説明会(4科・2科)
*参加には学園公式サイトからの事前予約が必要です。
詳しくは桐蔭学園中等教育学校のホームページをご覧ください。▶︎桐蔭学園中等教育学校HP

桐蔭学園中等教育学校の充実した教育と6年間で伸長する力、そして、生徒たちの生の声から学校生活の魅力や楽しさが伝わってくる説明会でした。

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