多摩大学附属聖ヶ丘生に聞いた「私たちの学校自慢!」

特色ある活動や施設、勉強、行事、部活についてなど、通っていてこそわかる学校の自慢ポイントを多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校の在校生が教えてくれました。

メンバー

  • Nさん・高1

    水泳部

  • Kさん・高1

  • Iさん・高1

    テニス部

この学校を選んだ理由

自然が豊かで開放感あふれる学舎。校内にコンビニエンスストアも!?

Nさん
水泳が好きで中学でも続けたかったので、水泳部があることと、温水プールで1年中泳げることが魅力でした。実は勉強があまり得意じゃなかったんですが、授業の後、先生に聞きに行くとわかるまで教えてくれますし、友だち同士で教え合うことも。意識が高い人たちが集まっているので、助け合えるというか、その環境が自分にはすごく合っていて勉強が好きになりました。

Kさん
最初の印象は広くて開放的でした。自然が豊かで、窓から入る風はその季節の香りがして、授業も集中して受けられます。あまりにも気持ち良すぎて、眠くなっちゃうことも…(笑)

多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校:東京都多摩市

Iさん
僕はテニスをしていて、中学、高校でも続けたかったので、硬式テニス部がある学校に行きたい、と思って受験しました。受験当日の試験監督の先生の声が大きくて、面白い先生がいるなって思ったのが印象に残っています。あと、校内にセブンイレブンがあるのも最高!

多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校:東京都多摩市

校風の話

生徒ファーストの先生方が常に見守り、励ましてくれる

Kさん
部活動がとても充実しています。バドミントン部に入るつもりだったんですけど、新入生歓迎会を見てダンスドリル部に決めました。みんなで本気で取り組んで、全国3位になれたのはとてもいい思い出です。部活をきっかけにやりたいことを見つける子も多く、私も今はいろんなダンスに挑戦しています。

Nさん
先生と生徒の距離が近く、いつでも勉強や進路などの相談に乗ってくださいます。私は今、留学に興味があって、受け入れてくれるところとか、向こうではどんな生活が待っているのかなどを相談しています。

Iさん
中学では生徒会長でした。僕ら生徒が提案した企画を柔軟に受け入れてくれるだけでなく、「もっとこうしたら」と助言をくださるなど、先生方がみんな真摯に生徒の意見に耳を傾けてくれるのがうれしいです。

探求の話

将来の夢も見つかる!? 能動的な学びにつながる探究

Kさん
「A知探Qの夏」(※下記参照)で、私は「たまひじ保育園」に参加しました。2歳半~5歳の子どもを楽しませるにはどうすればいいか、小さいとき、どんな遊びが楽しかったかなどをみんなで話し合い、教室にぬいぐるみを隠してそれを見つけてもらう宝探しをしました。サプライズでぬいぐるみにはお菓子をしのばせておいて……。本番では思った以上に喜んでもらえて、やってよかったな、と。「将来、保育士になろうかな」と言う子もいて、貴重な体験ができました。

多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校:東京都多摩市

Iさん
僕は多摩市若者会議の方々と一緒に「若者よ、多摩を輝かそう」に参加しました。多摩市からの「多摩市をPRしてほしい」というリクエストを受け、参加していた30人ほどが4つのグループに分かれて、公園や駅などを担当しました。僕のグループは駅周辺担当になり、多摩センターにある商業施設に着目し、そこで販売されている人気スイーツに焦点を当てました。食レポ動画を作ったり、文章を書いたりして、多摩市をより深く知るきっかけになったと同時に、多摩市若者会議や市役所の方々と交流できたのはすごくいい経験になりました。

Nさん
私が参加したのは「牛乳パックから和紙を作ろう」です。家からたくさんの牛乳パックを持ち寄って、外の紙を剥ぎ、パルプを取り出します。それをすいて、枠に入れて、とたいへんな作業を経てできたのはハガキ1枚のサイズ。紙を作ることの苦労や、限りある資源の大切さがわかり、今まで無駄にルーズリーフなどの紙を使ってきたけれど、たとえばテスト勉強はカレンダーや使い終わったプリントの裏紙を使うようにするなど、資源の大切さやSDGsへの意識が高まりました。

多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校:東京都多摩市

Iさん
「A知探Qの夏」は希望制でしたが、2022年から高1、2年生は毎週水曜日の午後、正課として探究に取り組んでいます。この時間に先生が有志を募って多摩市役所に行きます。そこで職員の方から「こんなことはできないか?」「こういう問題を抱えている」などのお題をいただき、それを学校に持ち帰って考えるということに取り組んでいます。

Nさん
探究は答えが無限にあるところが面白い。自分の考え以外にもいろんな人の意見があって、そのどれもが正解だと思うし、人の話を聞いたり、参考にして考え直したりすることで学びが深くなっていきます。これまでは学校のなかでの探究でしたが、これからは多摩市をはじめ、校外の探究に取り組んでいくのが楽しみです。

Kさん
学校で私たちが考えたイベントを、多摩市が実施してくれる、ってなるとうれしいですね。今考えているのは子どもを対象にした夏祭りで、企画するだけじゃなくて、本当に実現できるところまでやりたいです。私たちの学校がある多摩市に、何か還元できればうれしいです。

※「A知探Qの夏」…夏休みを利用して行われているカリキュラムの名称。多彩な講座があり、希望した生徒たちはそれぞれの探求学習に取り組む。

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