特色ある活動や施設、勉強、行事、部活についてなど、お子さんが通っているからこそわかる学校の自慢ポイントを、桐蔭学園中等教育学校の保護者の皆さんが教えてくれました。
メンバー
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Aさん
4年生に長女が在籍
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Iさん
3年生に長女が在籍
この学校を選んだ理由
学力や人間力を育てるAL型授業と1分間スピーチ
Aさん
娘は幼稚園から桐蔭に通っています。中等には、朝のホームルームで自分のことを話す「1分間スピーチ」や授業中のペアワークなど、自ら考えて発信する機会がたくさんあります。心配性の私は、「きちんと発表できている?」と娘に聞いたことがあったのですが、「お母さんが考えられないくらい発言してるから、大丈夫」との返答が。どちらかというとおとなしくて、主張しないタイプだったのですが、小さな成功体験の積み重ねが自信につながり、自分の意見や考えをみんなの前で言えるようになったようです。
Iさん
知識や学力だけでなく、見えない力も育てる「アクティブラーニング型授業」に大変魅力を感じました。あと、私自身が卒業生で、娘にも同じ環境で学んでほしいと思ったことも理由です。広くて自然豊かな環境や複数のグラウンド、1年を通して使用できる室内温水プールなど充実した設備があります。また、シンフォニーホールという大きなホールでは入学式や卒業式などのほか、オーケストラの演奏会や劇団による演劇など本物の芸術にふれる機会があるのも魅力です。
校風の話
成長を支えるさまざまなつながり
Iさん
まるで海外のような雰囲気の「グローバルラウンジ」があります。ここにはネイティブの先生が常駐していて、生徒たちは気軽に立ち寄り、先生や違うクラスの生徒との英語でのコミュニケーションを楽しんでいます。また、ラウンジスタッフと呼ばれる生徒たちが中心となってクリスマスやバレンタインなどのイベントを開催したり、海外の映画観賞会を行ったりもしています。
Aさん
先生と生徒の距離が近く、何でも相談できる雰囲気です。保護者会などで先生にお会いすると、担任はもちろん、担任以外の先生から娘の様子を教えていただくこともあり、先生方が全員で生徒一人一人を見てくださっていると感じます。生徒同士も仲が良くて、男女一緒におしゃべりをしているようです。また、娘が所属する生物部では、さまざまな動物や虫を飼育していて、カブトムシが繁殖し過ぎると桐蔭学園幼稚園近くの山に放しに行くそうです。幼稚園から大学院までがそろう総合学園ならではの心温まる活動だと思います。
勉強の話
勉強も部活動も無理なく両立。知・徳・体をバランスよく育成
Aさん
3年生という大切な時期に1年かけて取り組む「15歳のグローバルチャレンジ」は、6年一貫校だからこそできる、すばらしい学習です。娘はニュージーランドの大使として、自国が抱える諸問題や世界で起きている問題に向き合いました。2年生から習熟度別授業が始まるのですが、学年全体で「もっと上に!」という意欲や勉強に対するモチベーションが上がる雰囲気が自然とでき、娘は休み時間や放課後に、お友だち同士で分からないところを教え合っているそう。みんなで一緒に上を目指そうという気持ちは大学受験でも役に立つと思います。
Iさん
部活動には多くの生徒が参加していて、娘は競技かるた部に所属しています。運動部も文化部も活動は週3日以内、テスト1週間前は活動がなくなるなど、学校は勉強と部活動を両立する環境を整えてくれています。「伝統ある受験校」としての桐蔭の良さは、私が通っていた頃から変わらないので安心です。
行事の話
友だち同士の絆が一層深まる、さまざまな年間行事
Iさん
学園祭は学園全体で行う盛大な行事です。クラスごとの企画や展示発表、部活動の発表、模擬店などがあるのですが、2021年度はコロナの影響で、生徒と先生のみの参加、開催日の変更や開催期間の短縮など、例年とは異なる形で行い、娘のクラスはクイズ企画に取り組みました。娘がクラス委員として頑張ってみんなをまとめたことを先生が認めてくださったそうで、「やってよかった、来年もやろうかな」とうれしそうに話しています。
Aさん
5月の運動会は生徒主導で行います。準備や当日の運営はもちろん、種目も自分たちで決めるというのが中等の伝統で、2022年度は大玉転がしやリレーといった定番種目に加えて、しっぽ取りやドッジボールもありました。コロナ禍ということで、密を防ぐために、1年生と4年生、2年生と3年生のふたつに分かれて別日での開催となりましたが、思いっきり体を動かして楽しんだようです。
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