特色ある活動や施設、勉強、行事、部活についてなど、通っていてこそわかる学校の自慢ポイントを横浜女学院中学校高等学校の在校生が教えてくれました。
メンバー
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Mさん・高2
生徒会副会長・書道部・数学研究部
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Rさん・高2
生徒会会長・数学研究部
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Iさん・高2
生徒会広報・文芸部
この学校を選んだ理由
キリスト教に触れながら仲間と過ごす6年間
Mさん
中学入学試験の成績優秀者は、入学金と1年間の授業料が免除という特待生選抜制度があるんです。私はどちらかというと勉強するのが好きなので、「特待生」を目指して頑張りました。親孝行にもなって、よかったです。
Iさん
学校説明会に来たとき、直感的に、「ここなら絶対に楽しい!」と思い、横女一本で受験に臨みました。部活動体験でお世話をしてくれた在校生がとてもやさしくて、「自分もこんなすてきな先輩になりたい」と思ったのと、ニュージーランド海外セミナーも魅力でした。
Rさん
キリスト教系の女子校だからです。私はクリスチャンではありませんが、小学校がキリスト教系だったので、できたら中学校でもキリスト教の世界観にふれたいなと思っていたんです。あと、女子校を選んだ理由は、男子の目を気にすることなく、意見や考えがちゃんと言えて、本当の自分を出せると思ったから。学校生活は毎日が楽しくて充実していて、横女を選んでよかったです。
勉強の話
自ら学ぶ力を身につけ、夢を実現する力へつなげる
Iさん
定期テストが近づくと学習計画表が配られ、目標や一日に何をどれだけ勉強するのかを書き込みます。また、テスト後には教科ごとの点数や間違えたところ、反省点などを記入するプリントが配られます。テストのたびに取り組むことで、自分の弱点の把握ができ、計画的に勉強する姿勢も身につきました。「大学受験は長期戦だから、自らやらなきゃだめだよ」という先生からの言葉が心に残っています。
Rさん
先生はとにかく勉強させるのではなく、「なぜ勉強するのか」「何のために勉強するのか」を考えた上で、「自分が必要だと思うからやる」に誘導してくれます。私は国際教養クラスで、授業では英語でディベートをしたり、与えられたテーマをもとに自分の考えを英文で書いたりしています。まだ海外へ行ったことはないのですが、いつか海外で自分の力を試してみたいです。
Mさん
CLILは「英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ」がコンセプト。自分の意見や考えを英文で書いたり、友だちと英語で話したりを通して、英語のスキルが伸びました。学校全体で英検受験も進めていて、私は休み時間や放課後に英検2次のスピーキングの練習に応じてもらいました。
校風の話
先生の温かな見守りのなか、好きなことをとことん!
Rさん
自由な校風で、先生は生徒の考えや意見を尊重してくれます。私は部活と生徒会に加えて、高校生のインターンシップを募集している企業でも活動しています。先生は、「将来のことをしっかり考えて、勉強もしっかりやってね」と、私の性格を把握した上で、全面的にサポートしてくださいました。インターンシップでは、会社の人と一緒にプロジェクトに参加したり、他校に通う同世代の仲間たちとイベント開催の企画に携わったりして、視野がぐっと広がりました。将来は、日本にリーダーシップ教育を広げる活動をしたいと思っています。
Mさん
私は書道部と数学研究部に入っています。書道部は、週4日の活動日のうち2日は座って文字を書き、残りの2日は大きな筆を使ってダイナミックに文字を書くパフォーマンスに取り組んでいて、昨年は「書道パフォーマンスグランプリ関東大会」に出場しました。パフォーマンスをつくっていくなかで、同級生はもちろん先輩後輩との絆もどんどん深まりました。
Iさん
先生との距離が近くて、授業で分からないところがあるとすぐに聞きに行けるし、分かるまで親身になって教えてくれます。関西弁バリバリの数学の先生とか親しみやすい先生が多くて、毎日が楽しいです。
行事の話
生徒主体で作り上げる横女の学校行事
Iさん
ほとんどの行事は生徒主体で、先生は見守ってくださいます。なでしこ祭はクラスごとの展示やゲーム、ワークショップなどの企画をします。昨年はコロナの影響で縮小開催となりましたが、あらかじめ制作した動画を教室で見たり、体育館での部活の発表をライブ配信したりと、「密」を防ぎながら楽しみました。学校行事の運営や予算管理は私たち生徒会に任せてもらっている部分が多く、予算もある程度確保されているので、やりがいがあるし、達成感も味わえます。
Rさん
コロナの影響で、ニュージーランド海外セミナー(中3)の代替として京都・奈良セミナー(高1)へ行きました。事前学習で私は如来や菩薩など仏像の種類の違いや作者などについて調べ、興味深く見学することができました。行く場所は変わりましたが、とても楽しい思い出ができました。
Mさん
体育祭は大縄、綱引き、クラス対抗リレー、ダンスなど、たくさんの演目がありますが、高3の伝統演技「白鳥」は圧巻です。白いスカートをまとって優雅に踊る先輩方の姿は本当にすてきで、毎年感動します。コロナ感染予防を考えて、生徒みんなで「体育祭では叫ばない」というルールを作ったのですが、思わず叫びたくなるくらい盛り上がりました。
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