特色ある活動や施設、勉強、行事、部活についてなど、通っていてこそわかる学校の自慢ポイントを逗子開成中学校の在校生が教えてくれました。
メンバー
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高3・ Tさん
部活も委員会も勉強も
とにかく何でも
積極的に挑戦しよう! -
高3・ Tさん
海と共に歩む6年間
行事を経験するたびに
大きく成長させてくれる。
行事の運営に携わることで得ることができたモノ
海が近いという環境と、開物成務の精神にひかれて逗子開成に決めたというTさん。説明会で出会った先生が、苦手だった算数の勉強法について丁寧にアドバイスをしてくれたのが印象に残っていると言います。
逗子開成に入学して6年目のTさんは、たくさんある行事に積極的に参加してきました。イチ生徒としての参加はもちろん、委員会に所属し、運営にも携わってきたそう。
また、写真部に所属しており、行事の写真や動画を撮影。
メディア委員会ではそれらの素材を使って学校の広報活動も行ってきたと言います。「研修旅行では撮影した動画を編集し、YouTubeチャンネルの運営も行いました」。
Tさんは逗子開成に入ってからの6年間、何らかの委員会に所属し、活動してきたと言います。
「運営に携わることで、協調性の大切さと、それを生み出すための綿密な計画、情報交換も重要なんだと実感しました。
たいへんなこともありましたが、それ以上に得たものは大きかったですね」。
行き先は変われど仲間と一緒は楽しい
Tさんのなかで最も印象に残っている行事は高1の研修旅行だそう。
本来、中3でニュージーランドに行くはずでしたがコロナ禍で延期になり、さらにもう一度延期を繰り返し、最終的には広島と京都に変更となりました。
「複雑な気持ちでしたが、それでも学年のみんなと一緒に行けたことはうれしかった。すごくいい思い出ができました」。
写真部とテニス部を兼部し、入学以来、常に委員会にも所属してきたTさん。
受験生に向けて最後にこう話してくれました。
「逗子開成に来るからには、何でも積極的に挑戦した方がいい。
必ず得られるものがあるし、それが将来につながる可能性だってあります。
何でもやらなきゃ損、の意識でチャレンジしてください!」。
雄大な海に繰り出すヨット帆走で得た経験
「目の前の逗子湾を使った授業や活動が多いところです」とわが校の自慢ポイントを語ってくれたTさん。自分たちで作り海に出るヨットの帆走は何ものにも替え難い経験になったそう
ありのままの自分をさらけ出せるよさ
「ありのままの自分を出せるのは、共学にはないよさだと思います」。異性の目を気にすることなく、好きなことに打ち込める環境で育まれた仲間意識や友情は、一生続くと思います、とTさん
体育祭実行委員長を経験し身についたリーダーシップ
小学生の頃からサッカーに夢中だったTさん。グラウンドが人工芝というのがとても魅力的だったと話します。
「朝練で早く登校することになっても、電車一本で通える自宅からのアクセスのよさも決め手でした」。
体育会系で快活なTさん。2023年度の体育祭では、実行委員長を務めました。逗子開成120周年にちなんで、大玉送りは120秒により近いタイムで完遂したチームが勝利など、Tさんを筆頭に各クラスの意見も取り入れながら、委員会で可決。
このほか、競技の順番を熟考し、どこに何を入れると盛り上がるかをみんなで考えたと言います。
「もともと人前に出るのが好きで、大好きな逗子開成のために何かをやり遂げたという証しを残したいなと思い、委員長という大役を務めさせてもらいました」。
全校生徒の前であいさつをするときは緊張から準備していた内容がすべて飛んでしまい、アドリブで話したそうですが、体育祭が閉幕した後、委員会のメンバーや他学年の生徒、普段あまり接点がない先生からも称賛されたときは「やってよかった」としみじみ感じたそう。
「実行委員長を経験したことで、リーダーシップやみんなを鼓舞する力がついたかなと思います」と振り返ります。
海もわが校の一部 昼のひとときが午後の活力
「目の前に広がる海も学校の一部です」とTさん。授業や部活のトレーニングで足を運ぶことはもちろん、昼休みには友だちとお弁当を食べたり、ときには足を浸けて遊んだりすることもあるそう。
「中1の頃はほぼ毎日、海岸へ行っていました。全身ずぶぬれになって先生からお叱りを受けたことも(笑)」。
そんなお昼のひとときが気持ちの切り替えになり、午後からも頑張ろうという気になるのだそう。「今でも昼休みや放課後に、ときどき海に行きます。
ずっと見続けてきたから、やっぱり落ち着きますね」。
学習面だけじゃない 悩みや相談は先生に
「ときにきょうだいのように、ときに両親のように支えてくれる先生方は、逗子開成の自慢です」とTさん。勉強面はもちろん、人間関係や進路など、先生は気軽に相談できる心強い存在だそう
達成感がすごい! 全員で泳ぎ切る遠泳
「僕らの年代はコロナでできなかったんですが、遠泳は外せません」とTさん。まったく泳げなくても先生方の熱心な指導で、全員が完泳します。「間違いなく、自分を成長させてくれます!」