受験当日の会場を中学受験ママがレポート!

ニックネーム はな
中3の長男ナツオと小5の次男フユトの二児の母。ナツオは偏差値30台からスタートし、二人三脚で頑張った甲斐あって、偏差値60越えの志望校に合格。次男フユトも自然と中受の道へ。ちょっと余裕の心持です。

2019年度入学の中学入試も終わり、フユトもとうとう新6年・・・そう、受験生になってしまいました。このブログをお読みいただいている皆様も1学年上がり、気持ちも新たに中学受験本番までの道程を進まれていらっしゃいますよね。フユトもあと1年…無事完走できるようにサポートしながら過ごしていこうと思いますので、残り1年の応援を引き続きどうぞよろしくお願いします。

さて、本日のブログは2019年入試本番の受験日が週末に重なっていたので、フユトと中学入試の本番の雰囲気を体感してきた、中学校見学レポートです。

母親として会場見学で気づいた事を始め、息子フユトの率直な感想も交えてお伝えしようと思います。

【目次】

  1. 会場見学までの経緯
  2. 会場見学の目的
  3. フユトの感想

1.会場見学までの経緯

2016年兄ナツオの時も塾の室長さんに勧められて入試当日に中学校見学をしたのですが、フユトは先生が授業中に勧めていらしたそうで、

はな 「土曜日に○○中学校まで行ってみようか?」
フユト「何で?面倒じゃん」
はな 「見ておくと来年緊張しなくていいと思うよ」
フユト「□□先生も行った方がいいよって言ってたよ」

と、先生のお言葉もあって素直に行くことに賛成したフユト。フユトは次男だからなのか、自分が納得しないと行動しない性格なので、私の想いをすんなり受け入れてくれて良かったです。

2.会場見学の目的

最寄り駅から中学校までの坂道を親子連れが2列になって進んでいく後姿を見ながら、「来年はフユトの順番なのね」「うん」と話していた私たち。ひたすら無言で歩く親子、一生懸命息子に話しかける(アドバイス)母親や列から離れて息子と母親の姿を記念撮影する父親までいました。ふんわりした気持ちの新6年の私達は列の親子からどう見ても浮いていたと思えるほど、受験本番の皆さんの足取りが重く見え、また焦り急ぐ足音も聞こえる…という異様で重苦しい雰囲気の中、中学校へ向かいました。

中学校の入り口に到着すると各塾の先生やスタッフの方が数人ずつ並んで、塾の生徒達が来るのを待っています。子供達は塾の先生達と1人1人握手をして最後の激励の言葉をいただいていました。その先生によってかけて下さる言葉が違うのですが、どの言葉よりも一番心強いのは「知っている先生やスタッフさんがいらっしゃること」だったそうです。(兄ナツオ談)

私たちは校門から離れた場所で見学していると、緊張している子供が先生と話すと顔色が変わって優しい表情になったり、真剣な眼差しになったりするのを目の当たりにしました。私にはこの瞬間から「1人で戦わなければいけない」という現実を子供達が認識する瞬間に見えました。そしてその様子を一緒に見ていたフユトの表情も硬く、その場の雰囲気に同調していました。

はな 「みんなすごく真剣な顔をしているね」
フユト「うん」
はな 「フユトの時知っている先生がいてくれるといいね」
フユト「うん、誰かいるかな~?」


来年には自分にも訪れることであり、この受験が終わったら自分が受験生であることを「自覚」してもらう事がこの会場見学の目的でした。来年のフユトの受験で緊張を緩和させる狙いもありましたが、それよりも今の「自覚」が大切だと私は考えていました。

もちろん最寄り駅から学校までの所要時間に受験日の混雑がどう影響するのか、受験生の服装や塾の先生とのやりとりを映像ではなく直に見せたかったのもあります。しかし今回の見学はフユトだけではない、私にとってもあと1年というリミットを感じる貴重な機会になったと思います。「二人三脚で来年の受験までフユトと一緒に一歩一歩確実に歩んでいこう」・・・そう改めて思わせてくれる1日になりました。

3.フユトの感想

自宅に戻ってからフユトに会場見学の感想を聞いてみると、見学した学校が神奈川最難関校だったのもあり、圧倒的にSAPIXの応援(生徒)が多かったのが印象に残ったようです。応援に来ている塾の面々が知っている所が多かったのも面白かったらしく、各塾の先生の様子を観察していました。そしてフユト所属の日能研だけビデオカメラ(オンザロードという受験報告会で流す映像の撮影で)があったのに違和感を感じたそうです・・・(汗)

「SAPIX生が難関校を多く受験しているのだから合格者が多くて当たり前。SAPIX生に負けないように自分も頑張らなければいけない」と思ったそうです。でも1番の感想は…「俺もクラスの先生と握手をしてテストを受けたかった」そうです(笑)

まだ受験に現実味がないフユトは「俺も今年受ける!」と、見学に行く前から言っていたので本当に握手をして受験したかったのでしょう。大切なのは、自分が普段お世話になっているクラスの先生に本番で会場にいてほしいというフユトらしい願い・・・不安な時に背中を押してくれる先生の存在って子供にとって大きなパワーになるんですね。フユトも少し受験生らしくなってくるきっかけになったと思います。


目指せ兄越え!2020年中学受験記~はなのつぶやき~

アメブロでも受験に限らず日々のたわいないことを呟いています。弟フユトののんびりした受験模様も良かったらご覧くださいね。今日のブログではナツオ&フユト受験談(続)を書いています。

 

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