兄たこやきは熱血塾、妹みかんはまったり塾で、それぞれ第一志望校に合格。公立校出身の母は
0から始めた中学受験を終え、毎朝お弁当と格闘中。
新しい時代「令和」が幕を開けましたね。みかんの中学生活も幕を開け、女子校生活を満喫しているようです。
新学期ということで、兄たこやきと妹みかんの学校に続けて複数回行く機会があり、男子校、女子校だけでない、雰囲気の違いを実感しました。
兄の学校は、最近建て直したばかりなのできれいなのですが、内装を含めとてもシンプル。
そして、グランドに面した側は全面ガラスサッシ、廊下側も教室の前後にある木製引き戸以外はガラス窓。
開放的でとても明るい校舎で、飾らずに自然体の校風が校舎にも表れています。
みかんの学校は築20年近く経つのですが、とても豪華。玄関ホールの吹き抜けにはオブジェまであります。
教室の窓ガラスは腰上、廊下側は前後にある入口もドアで重厚感はあるものの、中に入らないと教室全体を見ることができません。女子校なのでセキュリティを重視しているのでしょう。登下校時にカードリーダーから連絡メールが届くシステムも採用されています。やはりこちらも、新しい物をどんどん取り入れ時代に合わせて行くという校風にマッチしている校舎です。
そんな対象的な学校に通う兄妹ですが、それぞれの志望動機は、兄「広い校庭で遊びたい」、妹「制服がかわいい」でした。
始めはそれでいいと思います。まず「本人」が行きたい学校を見つけましょう。
そのために、できるだけ多くの学校に接してください。パンフレットや合同説明会で気になる学校があれば、ぜひ学校見学に行ってみてください。偏差値はその次です。
そして「ここ!」という学校が決まったら、第一志望に合格するための学習プランを考えます。自分で決めた学校と、偏差値で選んだ学校では、子どものモチベーションが違うはず。
そして見逃されがちなのは「父親」。塾の説明会でも学校見学でも、ぜひお父さんを巻き込んでください。
我が家は私が孤軍奮闘したため、最後に塾の提案した併願プランに夫がNo!を出しました。そのため、急遽追加された併願校は、出願日に願書と学校案内をもらい、私が学校近くの図書館で何時間もかけて願書を作成するという、恐ろしい事態になりました。
両親、塾のベクトルを揃えることは、とても大切だと思います。周囲のブレないサポートがお子さんを安心させてくれるでしょう。
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