【座談会2019】誰かが作ったレールに乗るのではなく
生徒一人一人がやりたいことに挑戦

メンバー

 石井弘之校長

  • Aさん

    高3に長女が在籍。長男は中高の卒業生

  • Bさん

    中3に長男が在籍

ここが魅力③
好きなこと・得意分野が見つかる
多種多様な体験学習

Aさん
成城は勉強や運動だけでなく、芸術文化など幅広い分野を体験する機会が多いですね。写真や書道、茶道など、さまざまな趣味や才能を持つ子どもたちが活躍できる場があります。音大志望の娘も、高校の選択科目の「自由研究」でギターやボイストレーニングを選択し、夢につなげています。

文化部が活動や作品を発表する「文連週間」の様子(成城学園中学校高等学校:東京都世田谷区成城)
▲文化部が活動や作品を発表する「文連週間」の様子(成城学園中学校高等学校:東京都世田谷区成城)

石井校長
教科の枠にとらわれない多彩なカリキュラムは、成城の大きな特長の一つです。中1の「海の学校」では遠泳やライフセービング実習、中2の「山の学校」は登山を行いますが、体力に合わせて3つのコースから選びます。3千メートル級の槍ヶ岳に挑む生徒も少なくありません。高校では、文化・歴史、自然・スポーツ、芸術など幅広いテーマで教師が旅を企画する「課外教室」を行います。内容に興味をもった生徒が一緒に国内外を旅行するというもので、馬とふれあった体験をきっかけに、獣医になった生徒もいます。バーチャルではない、さまざまな「実体験」は、生徒の可能性を大きく広げてくれます。成城に来たからには、ぜひ、これまで気づかなかった新たな自分を探し、未来へと羽ばたいてほしいと思います。

中1「海の学校」。ライフセービングの講習を中心にしたプログラムで、遠泳にも挑戦します(成城学園中学校高等学校:東京都世田谷区成城)
▲中1「海の学校」。ライフセービングの講習を中心にしたプログラムで、遠泳にも挑戦します(成城学園中学校高等学校:東京都世田谷区成城)

中2「山の学校」各自の身体能力にあわせて、槍ヶ岳、白馬岳、唐松岳のどれかに登山します(成城学園中学校高等学校:東京都世田谷区成城)
▲中2「山の学校」各自の身体能力にあわせて、槍ヶ岳、白馬岳、唐松岳のどれかに登山します(成城学園中学校高等学校:東京都世田谷区成城)

ここが魅力④
年代を超えた交流から得られる
幅広い学びと豊かな人間関係

Aさん
中高合同の文化祭や、体育祭「飛翔祭」は毎年盛り上がりますね。とくに文化祭は幼稚園から大学・大学院まで全学園一斉に開催され、キャンパス全体が華やかなお祭りモードに包まれます。

中高合同の体育祭、「飛翔祭」。準備から運営まで生徒主体で行います(成城学園中学校高等学校:東京都世田谷区成城)
▲中高合同の体育祭、「飛翔祭」。準備から運営まで生徒主体で行います(成城学園中学校高等学校:東京都世田谷区成城)

Bさん
飛翔祭は、高3がリーダーシップをとって白熱する応援合戦が見ものです。息子は中1のとき、高3の団長が活躍する姿を見て「自分もあんな風に周りを引っ張ることができる上級生になりたい」と目標を持ったようです。行事や委員会活動などを通じた先輩方との交流が、息子の成長を促してくれていると感じます。

Bさん
息子は中高合同の吹奏楽部でした。今もOBOGが活動する吹奏楽部に参加する他、中高の合宿にもコーチとして参加するなど交流が続いています。息子は他大学に進学しましたが、年代を超えて深い友情を築くことができる成城の素晴らしさを、より強く実感しているようです。

ここが魅力⑤
個性を伸ばし成長させる
プロフェッショナルが揃う

Bさん
息子は幼稚園から成城に通い、いつも「今が一番楽しい!」と言います。個性を受け入れ、背中を押し、見守ってくださる先生方のおかげと感謝しています。面談でお話を伺うと、先生が生徒一人一人をよく見て下さっているのがわかります。「息子さんにはこういう一面もあって…」と親も気づかないようなことを教えていただくなど、親としても学ぶことが多く、親子ともども成城で成長させていただいています。

Bさん
生徒たちは一人一人まったく違います。物事の感じ方や好きなことも、この先どんな道を選んでいくかも、それぞれです。そんな中で願うことはただひとつ、どの子も幸せになってほしいということ。授業や部活、行事を通して、自分だけでなく、まわりもみんな一緒に幸せになることができる、大きな人間に育っていってほしいと願っています。

ビタミンママ中学受験情報号

中1「海の学校」。ライフセービングの講習を中心にしたプログラムで、遠泳にも挑戦します(成城学園中学校高等学校:東京都世田谷区成城)
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