【実録】中学受験を選択した家族と母の受験への想い

ニックネーム はな
高1の長男ナツオと小6の次男フユトの二児の母。ナツオは偏差値30台からスタートし、二人三脚で頑張った甲斐あって、偏差値60越えの志望校に合格。次男フユトも自然と中受の道へ。いよいよフユトも中学受験生、残り少ない親子二人三脚を頑張ります。

今日は1月最終週の月曜日、フユトの受験本番前の最後のブログになりました。と言うことは…当たり前ですが来週には受験が始まっているのですね。
お子さまの体調は大丈夫ですか?皆さんは今どのような心境ですか?今日は私がフユトの受験を振り返りながら、現在の心境をお話したいと思います。

【目次】

  1. 受験目前の母の想い

 

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1.受験目前の母の想い

暖冬の影響なのか私達の周りでは幸いにもインフルエンザが流行していません。しかし、体調を崩してほしくなかったので小学校は少し前からお休みし、最後の時間をフユトと一緒に勉強しています。

フユトは皆さんご存知の通り、6年生の途中から1人で勉強をするようになっていました。でも最後の短い期間くらいは、 隣で一緒に学びたいと思った母の気持ちと 1人よりも楽しめるから一緒に勉強して欲しい息子の気持ちが一致し、同じ方向を目指す私達らしい笑いありの家庭学習の時間が過ぎています。

中学受験の期間はね、男の子のママにとっては最後の蜜月のような時間になるの。

3人の子供を育て、3度受験を経験した友人の言葉を初めて聞いた時、私は兄ナツオの受験の佳境&反抗期のナツオに毎日泣かされていたので、決してそのようには思えませんでした。

でも…最後の最後には彼女の言うような時間が流れ、穏やかに 息子ナツオに寄り添えた貴重な時間を経験しました。その言葉の意味を深く理解したのは、その後 ナツオが思春期を迎え、母の手を離れたからかもしれません。

しかしフユトとは初めから蜜月時代で穏やかに受験のサポートをしていました。
これが最後の寄り添える時間」だと思っていたからこそ 大切に過ごしたいと、 この中学受験がフユトにとって最善であってほしいと強く願っていたからです。

そのような時にあるきっかけからフユトの受験を形に残したいと思いました。中学受験へどう私達親子が向き合い、何を感じ、どのように成長していったかを…ご縁とは本当に不思議なものでそのような時にこちらのブログのお話をいただきました。

それから2年4カ月。
頼りない母と優しいけれど少し繊細なフユトの受験記を書き続けてきました。
フユトの望むような受験をサポートしたい」と、 受験をする選択から志望校に至るまでフユトの考えを一貫して尊重してきたのはご愛読いただいている皆さまもご存知の通りです。

何があってもフユトを励まし、奮い立たせながら伴走してきました。
それもあと少しで終わります。
「もう終わってしまうの?」
まだ当日を迎えたくないような、はっきり進退が分かりたいような、正直母の胸中は複雑で筆舌に尽くしがたい心境でいます。

ただ、1つはっきり言えることがあります。
中学受験を選択したことは大変でもフユトにとって本当に良かった。
兄ナツオの受験生活も順風では決してありませんでした。そして弟フユトも最後の最後までハプニング続きの受験生活です。それでも受験という経験がフユトを大きく成長させてくれています。 母との絆を強く結び、信頼を深め、安心して飛び立とうとしています。失敗だらけのフユトも 1つずつ、小さな一歩でもちょっとずつ前に進み、それを自信に繋げて…

息子が苦しみ悩む姿を見たくない気持ちもありました。しかし受験は同じ目標を持ちながら親子が二人三脚でできる数少ない経験です。隣で息子が成長していく姿を見守り続けられたことが母の何よりの励みになり、それがフユトのサポートに還元されました。
フユトもずっと兄ナツオの受験で自分が2番目だったこと、注目されたかった気持ちが受験を経験することで解消され、また 兄を追いかけ追い越したいと頑張り続ける力を身につけました。

家庭という視点で思い返せば 家族で話し合いを多くしたことも、 子供達とそれぞれの気持ちや考えを伝えあうことも、 お互いを思いやって協力する大切さを学んだことも、中学受験を選択しなければこの時期には学べませんでした。
もちろん高校受験、大学受験と学ぶ機会はありますが、その時には子供がある程度成長しているので、親の意見よりも本人や学校、友人の考えで決まる事が多くなります。 思春期の初めに多くの方の御世話になり、沢山教えをいただき、自分と他人を考える機会が与えられたことも子供の人格形成において大きなプラスになったと思います。それが我が家では中学受験でした

いよいよ2月1日からフユトの中学受験本編が始まります。
今まで学んできたことを志望する中学校に素直に伝えられますように…
何事もなく志望校を受験出来ることに感謝の気持ちを忘れずに、大好きな学校の初めて解く問題を楽しめますように…
そして良いご縁を頂けますように…

最後になりましたがこのブログをお読みの皆さまが1人でも多く笑顔になれますように…
心から皆さまの事を応援すると同時に、私はなもフユトと頑張ってきます!

 

目指せ兄越え!2020年中学受験記~はなのつぶやき~

アメブロでも受験に限らず日々のたわいないことを呟いています。はなと弟フユトの迷いながらの受験模様も良かったらご覧くださいね。今日のブログではフユト受験談(続)を書いています。

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