解き方を教え込むのではなく
好奇心や感動から正解を導く力
啓進塾の理念は、「勉強ができる子」ではなく、「頭がいい子」「賢い子」を育てることです。「勉強ができる子」には、集中力×時間でなれますが、これを継続しなければ成績は下がります。一方、「頭がいい」「賢い」は、一度身についたら悪くなることはありません。
この違いは、「なるほど!」「そうか!」という感動のもとに学習しているかどうかです。「この問題はこうやって解くのか」ではダメなんです。遊びを超えるほどに勉強が面白い、楽しい、と感じられることが大切です。
啓進塾の講師は全員がその思いを胸に授業を行っています。そして、用いるのは、講師が作ったプリント教材で、自分で考えさせる問題を何百と用意しています。たとえば、小4で入塾して、成績で言えば下のほうだったA君。啓進塾で「考える問題」に取り組み続けた結果、わずか4カ月で上位5番に入り、その後もその成績を維持しています。自らの気付きを得ることが最も重要で、その結果、才能が一気に花開くのです。
▲中学受験塾 啓進塾
熊が冬ごもり後に食べるものは?
賢い脳を作るための好奇心を刺激
私は授業中に、いろいろな話をします。たとえば、マタギ(猟師)の話。「熊は冬ごもりする」だけでは普通の授業ですが、「冬ごもり前、熊はわざと松ヤニを食べて便秘になる。春に目覚めてすぐに食べるのは植物毒を含むフキノトウ。これが下剤代わりになる。熊はフキノトウを食べてフンをし、マタギはそれを見て熊を追い仕留める」というわけです。
熊の胆嚢は漢方薬として売買(1g一万円以上)されますから、マタギは、冬ごもり前に食物をたくさん摂取し胆嚢が空っぽ状態の熊ではなく、冬ごもり後の胆液をいっぱいにため込んだ熊しか狙いません。この話を身を乗り出して聞く好奇心旺盛な生徒は、賢くなるポテンシャルを十分に秘めています。
私たちは中学受験専門塾として、希望の私立中学への合格を全力でサポートします。しかし、「その私立中への合格は、あなたの夢の一歩に過ぎない」と必ず伝えています。啓進塾が目指すのは学力だけでは計れない心の教育、そして、小学校時代に育みたい「賢さ」の土台です。
お話
啓進塾 塾長
曽根 嘉浩先生