メンバー
英語科 小倉 茂敬先生
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Aさん
高3・演劇部副部長
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Bさん
高3・ダンス部部長
自分にあったスタイルで勉強できる
目標に向かって進む生徒を後押し
▲授業は黙想から始まり、集中力を高めて臨みます。(聖園女学院中学校・高等学校)
Aさん
とにかく小テストが多いです。中学は、週1で英単語の意味とスペル、熟語が中心で、高校からはさらにレベルアップしますが、続けることで基礎力が定着したと感じます。
Bさん
漢字テストや古文単語の小テストもあるので常に気が抜けません(笑)。
Aさん
図書館やオンラインで自習支援や受験支援が活用できるのもいいですね。私は英検対策を受講しています。過去問を徹底的に解き、間違えたところは英語の先生が丁寧に解説してくださいます。
Bさん
私は自習支援に参加しています。図書館の自習スペースで勉強をして、わからないところは大学生のメンターさんに質問します。おかげで、苦手な数学も自信がつきました。
定期テスト前にはメンターさんが対策プリントを作ってくださったり、勉強の仕方のアドバイスをくださったり。大学の講義がどんなものなのかなどを教えてもらうこともあります。
▲自由に使える図書室の自習スペース。(聖園女学院中学校・高等学校)
小倉先生
自学自習の習慣をつける「自習支援」と、外部検定試験や大学受験を見据えた「受験支援」は、いずれも高校生が対象で、多くの生徒が利用しています。
大学生メンターは東大や難関私大に通う女子学生に依頼しているので、わからないところがあれば質問できるという環境は、生徒たちにとても好評です。
▲スギとヒノキをふんだんに使用した聖堂(聖園女学院中学校・高等学校)
緑豊かで落ち着く敷地内
聖園ならではの行事も
▲鳥獣保護区にも指定されている緑豊かな環境は聖園の大きな特長です。(聖園女学院中学校・高等学校)
Aさん
聖園は自然がとても豊かです。教室の窓から外を眺めているだけで、気持ちが落ち着きます。また、随所にイエス様やマリア様の像があって、見守られていることを実感します。
Bさん
広大な敷地は神奈川県の鳥獣保護区と藤沢市の保護樹林指定区域になっていて、中学の理科の授業は、校内で植物や生き物を探すなど、自然に触れることができるんです。
それから、私たちが中1のときにできた聖堂は包みこむ優しい雰囲気があって大好きです。
Aさん
クリスマス行事では、中1は学年で歌うほか、ランプを持って登場するなど出番が多いですね。聖園での6年間で、クリスマスを祝福する本来の意味や形を知りました。
小倉先生
聖堂はお祈りやクリスマスなどの行事で使うだけでなく、卒業生が成人式を終えると、ここに集って「成人を祝うミサ」が行われます。
校長先生が一人一人に祝福やお祈りをしてくださるのですが、成長して戻ってきてくれた卒業生の姿を見られるのは私たち教員の楽しみでもあります。
ネイティブの講師が常駐
海外研修による充実の国際教育
▲昼休みや放課後をネイティブの先生と過ごせるMEA。(聖園女学院中学校・高等学校)
Bさん
高1の夏休みを使って2週間のカナダ研修に参加しました。ウィンザー市でホームステイしながら、市役所や大学を訪問したり、現地の高校生と交流をしたり。
普段の英語の授業でネイティブの先生から実践的な英語を学んでいたおかげもあって、自分が思う以上にコミュニケーションが取れたのはうれしかったです。
小倉先生
ネイティブの講師が専任で常に3人いるのも本校の特長です。2019年からは、海外の講師とマンツーマンで学ぶオンライン講座も導入しました。
また、英語の取り出し授業も行っており、帰国生が英語力を一層向上させながら、ほかの生徒と共にいい影響を与え合っています。
Aさん
昼休みと放課後を、ネイティブの先生と英語の歌を歌ったり、映画を字幕なしで見たりして過ごすMisono English Academy(MEA)に行って英会話を楽しんでいます。
先生方が陽気で、とても話しやすいんです。中1のころは苦手だった英語ですが、どんどん好きになって成績も上がりました。
▲高1を対象とした「愛といのち」の研修(聖園女学院中学校・高等学校)
小倉先生
英語でお祈りできるのも本校の特長です。海外研修やターム留学でホームステイしたとき、ホストファミリーと行くミサでこの経験が生きます。
英語は、人と人をつなぐコミュニケーションツールであることに気付いてほしいですね。
命を育むことの尊さを学び
「あなたはありのままでいい」の真意を知る
Bさん
高1の体験学習「愛といのち」が心に残っています。助産師さんのお話しを聞いたり、新生児の人形で抱っこを体験したり。妊婦ジャケットを着て、妊婦さんがいかにたいへんなのかも実感しました。
命を授かることの奇跡を学び、今まで以上にお母さんに感謝するようになりました。
Aさん
この研修で学んだことをレポートに書くのですが、感想文にしたり、絵にしたりと手法はさまざまで、それを文化祭で展示します。
私はその係だったので全員分のレポートを読んだのですが、お母さんに自分が生まれたときのことを聞いて書いている子や、人形で赤ちゃんの抱き方を学びお母さんになる準備ができたって書いている子など、どれも感動的でした。
小倉先生
同じ学園の聖園マリア幼稚園の園児とふれあう機会もあるのですが、これがきっかけで保育士や幼稚園の先生を目指す生徒もいます。
また、園児たちと一緒に遊ぶ中で、「子どもたちが安心・安全に遊べる遊具を作りたい」と、遊具メーカーへの就職を希望する生徒もいました。
この研修を通して、生徒は命の尊さを知り、自分の存在価値を改めて認識しています。