Sさん | 受験生のお子さん 小4の次女 所属塾 S塾 |
Mさん | 受験生のお子さん 小6の長男 所属塾 なし |
Kさん | 受験生のお子さん 小5の長女 所属塾 S塾 |
Hさん | 受験生のお子さん 小6の長男 所属塾 S塾 |
Eさん | 受験生のお子さん 小6の長女 所属塾 N塾 |
中学受験を決めた理由
Sさん 私自身も中学受験を経験しました。校区の中学校があまり良い環境ではなかったからです。でも、志望校に合格できず、とても悔しかったので、高校、大学は頑張って自分の目標となる学校へ行こうと思いました。
中学受験のおかげで勉強のモチベーションも上がったし、挫折が大きな力になったと思います。だから子どもにも中学受験をさせようと思いました。
Hさん うちは男の子で一人っ子、生きる力を身に付けて欲しいと思って中学受験をすることにしました。夫は会社で人事の仕事をしていますが、若い社員にこれまで一番頑張ったことは何かを聞くと、「中学受験」と答える人が何人もいて、彼らはみんなガッツがあるそうです。
Mさん 息子は小さいころから勉強が好きで、中学受験に向いているんじゃないかと思ったのです。
4年生になるタイミングで進学塾も考えましたが、塾中心の生活で子どもが他にやりたいこともやれなくなる、兄弟で遊ぶ時間もなくなってしまうというのが嫌で、自宅学習で受験することに決めました。
Eさん 娘は小さいころから習っているモダンバレエをこれからもずっと続けたいと思っています。
親としてもできれば中学受験で大学附属の学校に入れて、受験でやりたいことを中断することなく続けさせたいと思いました。
Kさん 教育に力を入れたいと思って、中学受験を考えました。親としては、中高一貫校から大学受験、というのが希望です。
受験準備を始めた時期と塾選び
Sさん 現在小4の次女は中学受験を見据えて、幼稚園の年長さんから公文に通い、小2の2月から受験塾に入りました。
Hさん 息子は私立小に通っているのですが、付属中学が女子校なので、男の子が全員中学受験をします。なんで僕だけ受験するの、ってならない環境を小学校から選びました。
塾に通い始めたのは3年生の11月です。新4年生は3年生の2月に入塾ですが、人気の塾は2月入塾では定員オーバーで入れないこともあると噂で聞いていたからです。
中学受験をするご家庭は増えていて、息子の学年は30クラスもあります。
Mさん 塾に通わずに受験するので、受験塾が出している学習参考書のシリーズを購入し、そこに掲載されている学習スケジュールに合わせて勉強を進めることにしました。息子の勉強は夫婦で分担してみていて、理科と算数が夫、社会と国語が私です。
Kさん 仲良しのお友達が多く通っている塾に行きたいというので、5年生から転塾しましたが、宿題の量がとても多くなり、こなすのが大変です。
家での勉強
Hさん 5年生ぐらいまではなぜ受験するのか理由がわからないようで、やらされている感満載でしたが、6年生になり、いよいよ受験という気持ちになったようで、自主的にやるようになりました。
Sさん 勉強は楽しいんだよって娘が思ってくれるように親もがんばっています。ペーパーでお勉強するだけでなく、歴史に出てくる名所に出かけたり、家で簡単な理科実験をしたり。やる気なさそうにダラダラと勉強しているときは、かっとなって怒るときもありますよ。
でも、少し冷静になってから「ママは問題を間違えたからって怒ったりしないでしょ。ちゃんと真面目にやらないから怒ったんだよ」って子どもときちんと話します。
Eさん 小6の長女の下に小2と幼稚園の年中さんの子がいるので、長女の受験勉強の邪魔にならないように、下の子二人を近くの公園に連れ出しています。昨年からコロナ禍で遊びに行けないので、家で勉強する時間は自然と取れた感じです。
夏にバレエの発表会があるので、そこまでは週2日、そのあとは受験直前まで週1回バレエに通う予定です。
子どもの息抜き、ママの息抜き
Mさん 子どもが帰宅する15時ごろまでは自分の時間を過ごしているので大したストレスはありません。
Sさん 週に3回仕事をしていますが、本当は子どもにずっと横について勉強をみていてあげたいほうです。仕事も楽しいですが、いまは受験生の娘に集中したいのです。
一から十まで口を出したい、子どもの失敗する姿を見たくないって思ってしまうタイプなので、息抜きはあまり考えません。
Kさん 子どもは週3日、学校から帰ったら軽食を食べてすぐに塾なので、週末に家族で海や公園、ハイキングに出かけて、親子でリフレッシュしています。
Hさん 私の息抜きは、寝る前の1杯もありますけど(笑)、息子が通っている小学校のママたちと「大変だよね」って共感し合えるのが救いです。息子の息抜きのために、家庭用の卓球台を購入しました。私や夫と打ち合いをするとすっきりするみたいです。
コロナ禍での学校見学と志望校選び
Kさん 通学時間が1時間ぐらいまでがいいですね。そして、娘の希望で共学校。小3の時に見学したある学校は、生徒さんたちの案内がとても分かりやすくて丁寧でした。こんな学校の生徒に娘もなれたらいいなと思いました。
Eさん 娘が5年生のときにコロナの流行が始まったので、学校説明会もキャンセルになることが多かったです。実際に生徒さんたちの制服姿や生活の様子を見て、学校の雰囲気を娘に体験させてあげられないのが悩みです。
Hさん コロナ禍で見学に行けた学校は数少ないですが、うちは4年生ぐらいから志望校がほぼ決まっていて、あまりぶれていないんです。
息子の志望校は男子校ばかり。理由は小学校で男子は女子に顔負けで、運動会の応援団長、生徒会長も女の子。中学に入ったら、男の子だけで伸び伸びやりたいそうです。
Mさん 学校見学会はWEB予約で3つ行きました。コロナ禍での行事の実施方法などが学校によってさまざまです。学校の対応を見るとその学校の生徒との向き合い方がわかるので、学校を選ぶ一つのポイントになります。
Eさん いろんな学校を見ていると、どこもいいなと悩んでしまいます。ここまで受験勉強をやってきたからには、第一志望でなくても私立に行きたい、と本人も考えているようです。
Hさん 今年受験された方が、一度も見学していない学校を受けて合格し、どうしようか悩んだそうですが、下校時間に学校の門の前まで行って、生徒さんたちの雰囲気を見て、結局その学校に行かれました。コロナ禍ではそういう方も少なくないのかもしれませんね。
中学受験で親ができること
Kさん 私にできるのは健康管理だけです。塾がある日は遅く帰ってきて食事するので、できるだけカロリーが低くて消化の良いヘルシーな調理を工夫します。
Hさん マネージメントです!勉強の進み具合を把握したり、体調を管理するのは私の役目。息子も塾通いが始まってお腹周りが太ってきた時期があったので、気をつけなくちゃいけないなと。
Mさん いつも子どもの気持ちに寄り添ってやることです。今日も勉強大変だったねとか、こんなにたくさん覚えるのは嫌だよねとか。同じ立場、目線になって話します。
Sさん 子どものことは母親である私自身が一番知っています。この子の受験をどうもっていくかは私の腕次第。まだまだ親の存在が大きいなと思っているので、すべての面で支えてあげようと思っています。
家庭教師であり、健康管理者です。一緒に受験するつもりでこれからもがんばりたいと思います。