横浜市青葉区大場町にある、あざみ野白ゆり幼稚園。あえて特別な教育をしないのが特長。
家庭的な雰囲気の中で本当に必要な教育をゆったりと行います。園で大切にしていることや保育内容など、園長先生にお話を伺いました。
多くの人とのふれあいを重視
集中力や判断力を育む
当園の設立は今から45年前。当時、この辺りはとても静かなところでした。そこを開拓して幼稚園を作り、「子どもたちが来てくれるかしら」と不安に思いながらも必死で願書を配布したことが懐かしく思い出されます。
時代は変わりましたが、「チーム保育」をモットーに、未来を生きる子どもたちのため、人間としての土台を築いてあげたいという思いは揺らぐことなく、今も教育の現場で日々子どもたちと接しています。
年少から年長まで各学年6クラスあり、多くのお友だちや先生とのふれあいが子どもたちを成長させます。卒園児の保護者さんから、「白ゆりにいる頃は気がつかなかったけれど、小学校に上がって初めて、落ち着いて先生の話が聞けることが当たり前ではないことが分かりました」と言われることがよくあります。それは、年上の子たちの姿を見ることで子どもたち自身が自然と身につけていく力です。
年齢の枠を超えて楽しく遊び、日々の活動を行っているうちに、今は何の時間か、自分がどうするべきかを学んでいきます。
私たち保育者は、毎日の会議を欠かさず、子どもたちの様子を共有し、チームでしっかりと全園児を見守る体制を整えています。
遊びも学びも全力で!
温かい給食も好評です
広い園庭には遊具が充実、開放的な園舎も遊べるエリアが満載で、毎日思い切り遊べます。
専門講師を招いて行うのは、体操、字のおけいこ(水筆使用)、外国人の先生による英語。ほかにも子どもたちが楽しめるプログラムを多く取り入れています。園生活のなかで、得意や興味・関心のもてるものを見つけ、それを伸ばしてあげられる環境づくりを心掛けています。
お昼は自園調理のバランスのよい給食です。おいしいと好評でほとんどの子が完食、お代わりする子もたくさんいます。食の面からも、子どもたちの健やかな成長を応援しています。