愛情溢れる「チーム保育」で 子どもたちのはじめの一歩!を応援

横浜市青葉区にある、おおば白ゆり幼稚園。深い愛情と家庭的な雰囲気の「チーム保育」で、子どもたちのはじめの一歩を応援します。そんな、愛情溢れる園の園長・白井三根子先生にお話しを伺いました。

約50年にわたり、教育の現場で子どもたちと接してきました。そのなかで子どもの心には「言葉」がとても重要だと実感しています。子どもの言葉を真剣に聞き、根気良く心の根底まで届く言葉をかけ続ける。白ゆりでは日常的に実践していることですが、多くの方からこの内容を詳しく知りたいとのご要望をいただき、これを2冊の本にまとめました。幼稚園教諭はもちろん、子育て中のママたちからもご好評をいただき、全国の書店で販売しています。

年長の「エンピツランド」。筆を使って筆順を意識しながらきれいな文字を書く練習をします。

幼稚園では、私たちは子どもたち全員のお母さんです。毎日必ず職員会議を行い、小さな出来事も保護者からの連絡も職員みんなで共有します。次にその子の顔を見たとき、誰もが声をかけ、みんなが見守っているという安心感を与えるためです。また、職員室はお母さんたちが何でも相談できるようにいつもオープンです。明るく誰からも愛される子になってほしい。好きなこと、自分に合っていることを見つけて伸ばしてあげたい。これはすべての親と、そして私たちの願いです。

給食は姉妹園のあざみ野白ゆり幼稚園から出来立てが届けられます。

日常の保育には自由遊びのほか、ネイティブ講師による英語、年間を通して行う造形など、多岐にわたる活動がありますから、自分の興味があることを見つけることができます。同時に大勢のお友だちと笑い、競い、ルールを守って成長することも学びます。楽しいから集中し、楽しいことをするためにはルールやマナー、努力や責任感、判断力が必要であることを日常のなかで感じ、今自分がどうするべきかを学びます。

幼児期は木に例えれば根っこの部分。適度な養分、適した環境や教育が根っこを強く育て、アクシデントがあってもそれを乗り越えられる人間としての力を育てるのです。白ゆりの教育は、深い愛情と家庭的な雰囲気のなかで、子どもたちの人間形成の土台をしっかりとつくります。

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お話を伺ったのは

園長 白井三根子 先生

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