たくさん遊ぶなかで育まれる、確かな自信と豊かな人間力<冨士見幼稚園 2歳児クラブ>

横浜市港北区綱島西にある冨士見幼稚園。なかなか家庭ではできないダイナミックな遊びなど、元気に活動する中で人間力を育てる未就園児クラス「ふじみ2歳児クラブひよこ組」が行われています。未就学児クラスで大切にしていることや保育内容など、二人の先生にお話を伺いました。

▲家庭ではできないダイナミックな遊びを楽しみます(冨士見幼稚園 ひよこ組:港北区綱島西)

社会デビューの不安を支える手厚いフォローが好評

▲1学期は親子一緒に参加します(冨士見幼稚園 ひよこ組:港北区綱島西)

冨士見幼稚園の「ふじみ2歳児クラブひよこ組」は、たくさんの遊びをするなかで「幼稚園は楽しいところ」という気持ちを育むことを目標としています。最初は親子一緒ですが、2学期からは子どもだけで参加します。

「初めての社会デビューで、子どもたちはもちろん、ママ、パパも不安は大きいと思います。そんな気持ちを少しでも和らげられるよう、サポートしたいと思います」と、ひよこ組担任の松下愛先生。まだ口数が少ない子どもたちには「貸して」「いいよ」を代弁してかかわりをつなげたり、子育ての相談に乗ったりするなど、手厚いフォローは保護者からも好評です。

ひよこ組は曜日によって3クラス(火〜木)あり、週1回の登園です。定員は15組に対して、2名の先生が担当。細かなところまで目が行き届く安心感のほか、もしトイレに失敗した子がいてその対応に追われるなどのトラブルが起きても、保育が止まる心配はありません。

ママ、パパも一緒に遊べば子どもの不安は解消される

▲ママやパパも全力で一緒に遊びます(冨士見幼稚園 ひよこ組:港北区綱島西)

カリキュラムは2歳児の発達を踏まえて1年間を4つに分けて組んでいます。5・6月は「探りあそびの時期」、7・9月は「試しあそびの時期」、10〜12月は「確かめあそびの時期」、1〜3月は「盛り上がりあそびの時期」で、絵本の読み聞かせやねんど遊び、砂場でダイナミックに泥んこ遊びなど、子どもの様子を見ながら保育を展開していきます。

▲砂場遊びで汚れた服は着替えて、次は出席確認のシール貼り!(冨士見幼稚園 ひよこ組:港北区綱島西)

「全身、どろんこになって遊ぶなんて家庭でなかなかできませんよね。家でできないことを親子で楽しめるのも、ひよこ組の魅力です」と、里見純加先生。園庭や保育室など、園内のいたるところが遊び場。自由遊びの時間は異年齢の縦割りで遊ぶ姿が見られ、自然と社会性や年下への思いやり、やさしさなどが育まれる機会にもなっています。「親子一緒の期間は、保護者の方に『率先して全力で遊んでください』とお話ししています。ママ、パパが遊ぶ姿を見せると子どもは安心して遊びに向かいます」と松下先生。

人形劇鑑賞やおいもほり、在園児と合同の運動会、日々の保育交流など、行事が充実していることも特長です。

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▲掲載の2024年入園向け「幼稚園ガイドブック」

お話を伺ったのは

松下愛(めぐみ)先生/左・里見純加(すみか)先生/右

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