和光鶴川幼稚園の「はらっぱ」ってどんなところ?

スタッフと一緒に好きなことをして遊びます。遊びながら友だちともつながっていきます。
町田市にある和光鶴川幼稚園。豊かな自然環境と、のびのびとした子ども主体の教育が特徴の幼稚園で行われている、「2歳児親子教室 はらっぱ」のようすを先生に伺いました。

「はらっぱ」は親子で通うことを大切にしていると伺いました。

「子どもたちの遊びや生活を豊かなものに。そして子育てに悩むお母さんたちの支援を」という目的で1997年に「はらっぱ」がスタートしました。活動の中心は自然のなかで思いっきり遊ぶこと。雑木林や約800坪のはらっぱ「風緑の丘」を駆け回り、虫を捕まえたり、木登りをしたり。畑で野菜の収穫もします。自然のなかでのワクワクするような遊びを親子で楽しみます。「はらっぱ」のさまざまなプログラムを通して本物を体験し、五感で感じるさまざまな実体験から探究心、好奇心、発想力が育まれていきます。

はらっぱ専用の畑でお芋掘り。収穫したお芋は園でふかしていただきます。

最初はお母さんから離れられない子どもたちも、先生や友だちとの信頼関係が出来るとひとりで遊べるようになり、子ども同士の集団意識も芽生えます。保育に当たるのは教員と卒園児のお母さんたち。子育ての先輩としても頼もしい存在です。

和光学園の敷地内にある「雑木林」春、ユスラウメの実がたくさんなりました。

子どもたちだけでなく、お母さんたちのためにも大きな役割を担っていると伺いました。

子どもたちが粘土や工作などで遊んでいる間に、お母さんたちとの懇談会を行います。子どもの健康、食事、睡眠など、子育てに関するテーマをみんなで話し、体験談が語られます。自我が芽生え始める2歳は、子育ての難しさを感じる時期。ひとりで悩みを抱えているお母さんも少なくありません。ときには悩みを打ち明けて涙するお母さんもいらっしゃいます。みんなで子育てを共有することで、子どもの成長を共に喜び、楽しむ。「はらっぱ」はそんな教室です。

野津田公園での散策。生き物・草花でたくさん遊びます。

幼稚園ガイドブック&よりよい発達ってなんだろう?Vol.93

お話を伺ったのは

副園長・保志 史子先生