「三つ子の魂百まで」を実践!


▲田園都市幼稚園:青葉区しらとり台

乳幼児期の成長を大切にする「三つ子の魂百まで」を実践

田園都市幼稚園では1966年の開園以来、「三つ子の魂百まで」ということわざにもあるように、いかに幼少期の子供の心を育てるかを大切にしてきました。「麦は芽が出たら踏み、根を強くします。三つ子の魂を育てるのは、人としての根っこの部分、つまり土台を強く育てる時期だと言えます。

▲運動会で玉入れ(田園都市幼稚園:青葉区しらとり台)

当園では日常的な活動やさまざまな行事を通して、目標に向かって努力したり、友達と力を合わせたりすることで成長を促します。これが麦の芽を踏む過程に当たります」と園長の志田元先生。

2歳児教室「ぴよちゃん」でも、保育方針は変わりません。特に2~3歳期は直感的に記憶する力に長けているという園長の考えのもと、漢字教育に力を入れています。名札や掲示物だけでなく、動物の名前や色のカードにも漢字を使い、覚えさせるのではなく自然と吸収するようにしています。「漢字の読みを覚えると、ひらがなをひと文字ずつ拾い読みするよりも、読解力と国語力が培われます」。

▲漢字教育で読解力と国語力を育てる(田園都市幼稚園:青葉区しらとり台)

また、立腰教育についても積極的です。座っているときは先生が手を添えて、必ず背筋を伸ばして姿勢を正します。これによりやる気や持続力、集中力の育成に効果があるそうです。「状況に応じて自分で集中と解放の切り替えができ、メリハリのある行動ができるようになります」。

このほか、在園児と一緒に活動する時間を設けることで異年齢との交流を図ったり、あいさつと返事、靴を揃える、席を立ったら椅子を中に入れるという基本的な生活習慣を身に付けたりすることで、入園に備えます。

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お話


▲園長 志田 元先生

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