子どもたちが考えたセリフでつくる。和光鶴川幼稚園のオリジナル劇あそびが面白い!

和光鶴川幼稚園は、大自然の中でのびのび遊びことで広く知られていますが、絵本好きな子が多いのも大きな特長です。

保育時間内の読み聞かせの時間は子供たちが大好きな時間。その後の自由時間や、雨の日は絵本を読む子がいっぱいです。貸し出しも行っているので自宅に持ち帰ってママと一緒に毎日1冊以上読む子もいるのだそう。

年長組では、絵本をモチーフにした劇あそびを行います。すごいのは、物語を子供たち自身が何度も読んで情景を思いうかべ、自分の思いや日常を思い出しながら、オリジナルの脚本を作り上げるのです。同じ役を演じる子は複数いますが、場面によって演じる子が順番に変わっていくので、同じ劇が2つとないというのも一層劇を盛り上げます。

こうして作り上げた力作は、「家族や年少・年中組を招いて劇の会」でお披露目します。

取材のこの日は、劇づくりへの導入として、先生と立候補した子が役になり切って、絵本の一場面を演じていました。
演目は「へっこきどっこい」。この日は蔵のなかのさつまいもを3人の泥棒が滑稽なやり取りをしながら盗み出す場面です。

▲台詞は、何度も読んだ絵本の情景から即興で作りながら進めていきます/和光鶴川幼稚園(東京都町田市)

▲その滑稽なやりとりに、見ていた子供たちも思わず笑顔に/和光鶴川幼稚園(東京都町田市)

▲劇中の重要な小道具「さつまいも」は子供たち作!/和光鶴川幼稚園(東京都町田市)

グローバルな世界で活躍する卒業生が多い和光鶴川幼稚園。個性を光らせるこうした日常が想像力豊かなヒトを作っていくのだと感じました。

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