自由遊びの時間が長いそうですね。
「たっぷり遊ぶことが幼児期にもっとも大切」という考えから、登園してからの45分間は園庭で自由に遊びます。
在園児も一緒になって遊びますから、自然な異年齢交流が生まれるんです。園で飼っているウサギの世話をしている年長さんがエサを分けてくれて一緒にお世話をしたり、年中さんが三輪車を押してくれたり、泣いていれば先生だけでなく、入園したばかりの年少さんまでが慰めてくれたりと、園全体でうさぎ組の子どもたちを見守っているような環境です。
室内遊びは、おままごと、手作りおもちゃ、制作のスペースというようにホール内を分け、子どもたちが好きな遊びを選ぶことで自主性を育て、自分で遊びを見つけられる子になってほしいと考えています。
▲田園江田幼稚園 うさぎ組(横浜市青葉区)
うさぎ組ではどのような活動をするのでしょうか?
うさぎ組は子育て支援活動が発端となって始まりました。
少しの間、子どもと離れる時間を持つことで、お母さんたちにリフレッシュする時間を持ってもらいたいという思いが込められています。開催するのは毎週金曜日です。ママと手を繋いで登園し、入口で先生にバトンタッチ。保育は母子分離で行います。
子どもたちの様子は、降園のときに口頭でお伝えします。月に一回発行する「うさぎ組通信」にも載せています。また、学期ごとに持ち帰る制作物などで、パパ・ママと離れて過ごしている中での子どもたちの成長をしっかりと感じていただけると思います。
▲田園江田幼稚園 うさぎ組(横浜市青葉区)
キリストの教えは保育の中でどのように実践されていますか?
うさぎ組では、手遊びや歌、絵本などを通して、少しずつキリストの教えに触れる経験をします。
特にクリスマス前のアドベント時期には、園舎内にも教会にもリースが飾られ、賛美歌やクリスマスソングが流れる中、子供たちはクリスマスにちなんだロウソクの手遊びなどをすることで、クリスマスの本来の由来を知る機会にもなります。
お迎えの前には、今日1日楽しく遊べたことへの感謝を込め、お休みしたお友達がいれば、その子のためにお祈りをするという日常で、感謝の心や人を思いやる心を育みます。
▲田園江田幼稚園 うさぎ組(横浜市青葉区)