設立は1965年、青葉区で一番古い幼稚園です。田園風景が色濃く残るのどかな環境のなか、昔ながらの幼稚園として「自発的な遊び」を中心とした保育を半世紀以上に渡り行っています。
子どもたちの一日は、朝の自由遊びから始まります。夢中になれることを見つけ、気が済むまで遊び込むことが幼児期にはとても大切です。教員もそこに加わり、適切な補助を行いながら情緒の成育を促します。遊びや一斉活動を通して経験することが学びを生み、達成感や自信へと繋がっていきます。
自然を生かした遊びを重視しながらも、さまざまな場面で「本物に触れる」ことも大切にしています。かまどで火をおこしたり、竹を使って流しそうめんをしたり、音楽鑑賞会では、普段あまり触れることのない楽器の音色を楽しみ、自分たちの音楽会へ向けて気持ちを高めていきます。
また、園から歩いて行くことができる畑では、種まき、苗植えから収穫まで行います。折々に植物の生長を観察し、自然の偉大さや食べ物の大切さを学びます。そこにはさまざまな発見と驚きがあり、作り手への感謝の気持ちから、苦手だった野菜が食べられるようになることも少なくありません。
その他にも週一回、ネイティブの先生による「英語広場」、体育の専門講師による「体育広場」なども実施しています。
また、当園は子ども・子育て支援新制度の施設型給付幼稚園として、保育時間の前後と長期休暇期間中にも預かり保育を行い、各家庭のニーズに対応しています。
園舎2階の保育室では、2歳親子クラス「おひさまランド」を開設し、翌春の入園に向けた活動を行っています。さらに、新しく完成した「芝生広場」では、子どもたちが裸足で駆け回り、ゆったりと季節を感じながら過ごせる環境を整えています。
子どもたちの園生活は、リニューアルしたホームページや、在園保護者を対象に開設している写真専用サイトでご覧いただくことができます。
お話
市ヶ尾幼稚園 園長
森 康彦 先生